日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年2月27日土曜日

◆【鹿島アントラーズの開幕戦・予想布陣】顔ぶれは昨季のメンバー中心か。指揮官はL・シルバの起用回避を明言(サッカーダイジェスト)






今季は国内三冠が“義務”


[J1リーグ開幕節]鹿島アントラーズ-清水エスパルス/2月27日(土)/15:00/県立カシマサッカースタジアム

 ザーゴ体制2年目のシーズンが幕を開ける。今季のチームスローガンは「Football Dreamしんか」。昨季のメンバーが中心となり、“進化”と“深化”の2つの意味で新戦術を磨き上げる。清水エスパルスとのリーグ開幕戦も、昨季と同じ顔ぶれが並ぶだろう。

 注目はFWの組み合わせ。公開練習やトレーニングマッチでは、昨季終盤に得点を量産したエヴェラウドと上田綺世がツートップを組んでいない。CFの位置にエヴェラウド、上田らが入り、セカンドトップを白崎、遠藤らが務めている。

 だが、ザーゴ監督はエヴェラウドと上田のコンビを採用する意向を示した。26日のオンライン会見では「昨年見せたパフォーマンスで考えれば、彼らが試合に出場することは必要」と語っている。練習で組ませない理由は「3か月間で23試合がある。緊急時や状況に応じて、代わりに入った選手が彼らと良い化学反応をしなければいけない」と連戦対策のようだ。

 ただ、連係不足の心配はないのか。指揮官は「昨年、良い化学反応が起きた。彼らは1年間一緒にやってきているので、お互いの特長は全てお互いに分かる」と強調。2人の活躍に自信をのぞかせた。

 そのほか、ボランチについては三竿健斗と永木亮太が組む見込み。レオ・シルバが新型コロナウイルスの影響で10日前にチーム合流したばかりで、指揮官は「重要な選手だが、リスクを負う必要はない」と起用回避を明言した。

 依然来日の目途が立っていないディエゴ・ピトゥカ、アルトゥール・カイキが合流するまでは、昨季と同じメンバーがピッチに立つ。三竿は「昨年よりお互いを信頼し合い、チームの結束はすごく強い」とうなずく。完成度を高めるチームは、開幕戦でどのような戦いぶりを見せるか。

 最後に開幕戦で白星を飾ったのは、リーグ戦と天皇杯の2冠を達成した2016年。その後は国内主要タイトルから遠ざかっている。今季は国内三冠が“義務”。本拠地で清水を倒し、幸先の良いスタートを切りたい。

取材・文●藤谷俊介(茨城新聞社)




◆【鹿島アントラーズの開幕戦・予想布陣】顔ぶれは昨季のメンバー中心か。指揮官はL・シルバの起用回避を明言(サッカーダイジェスト)





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