🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) March 13, 2021
🏆 明治安田生命J1リーグ 第4節
🆚 鹿島vs広島
🔢 1-1
⌚️ 69分
⚽️ 荒木 遼太郎(鹿島)#Jリーグ#鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島
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右サイドの小泉から三竿へ。ここからスピードアップ
フィニッシュに至るまでの流れは、実に見事だった。
J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島戦は1-1のドロー決着。特筆すべきは、連動性に富むパス交換から生まれた鹿島の荒木遼太郎の同点弾だ。
0-1で迎えた69分。右サイドで相手のクリアを拾った土居聖真が、小泉慶にバックパス。小泉は中央の三竿健斗に横パス。受けた三竿は前にいるファン・アラーノに預け、リターンをもらって、相手のギャップをついてフリーになっていた荒木遼太郎にパスを通す。荒木は左サイドで高い位置を取る杉岡大暉に。杉岡は対峙するDFを振り切ってクロスを供給する。
このボールは中で誰にも合わず右サイドに流れたが、小泉が素早く反応し、回収後に三竿にパス。ここからスピードアップ。三竿はパスをもらいに来た荒木に。そこから荒木→J・アラーノとダイレクトでつなぎ、J・アラーノはペナルティアークにいる土居へ。土居は振り向いて後ろのエヴェラウドへ。その間に荒木がするするとゴール前に侵入。その荒木にエヴェラウドが強めの縦パス。受けた荒木は左足でトラップし、振り向きざまに右足を振り抜き、ネットを揺らした。
この時、広島の最終ラインには6人がスタンバイし、その前には3人。計9人が守る敵の守備陣形を鹿島の選手たちはこじ開けてみせた。
このゴールに関与した鹿島の選手は全部で7人。杉岡のクロスもカウントすれば、つないだパス本数は13本。左右に揺さぶり、緩急をつけた鮮やかな崩しから、荒木のファインゴールは生まれた。
構成●サッカーダイジェストweb編集部
◆7人が関与し、つないだパスは13本。鹿島・荒木遼太郎のフィニッシュに至るまでの連動性ある崩しをプレーバック(サッカーダイジェスト)