序盤からともに攻守の両局面でアグレッシブにプレー
J1リーグは3月13日、中止になった北海道コンサドーレ札幌対ガンバ大阪を除き、第4節の6試合を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島は、1-1のドロー決着となった。
序盤からともに攻守の両局面でアグレッシブなプレーを見せ、見応えるある攻防がピッチ上で展開される。ただお互いに相手ゴール前であと一歩が足りず、得点できずにいたが、30分、均衡が破れる。自陣からのFKを起点に、最後は浅野が自慢の左足で豪快なミドルシュートを突き刺し、広島が先制する。
アウェーチームはさらに35分には川辺のクロスに東が飛び込み、惜しいチャンスを作るが、これは相手GKの好守に阻まれる。一方の鹿島はテンポ良くボールをつなぎながら果敢に攻め込んだが、得点には至らず。前半は広島の1点リードで折り返す。
後半の立ち上がりは鹿島がペースを握るなか、55分に広島が決定機を演出する。浅野が良いタイミングで抜け出してエリア内に侵入。至近距離からシュートを試みるが、鹿島GK沖のビッグセーブの前にゴールを割れず。
1点を追うホームチームは懸命に攻め込むが、広島守備陣の身体を張ったディフェンスをなかなか崩しきれない。しかし69分、同点弾をもぎ取る。連動した崩しから最後は荒木が右足シュートを突き刺す。荒木の3戦連発弾で試合を振り出しに戻す。
その後は両チームともにゴールは生まれず。1-1のドロー決着となり、勝点1を分け合った。次節の3月17日の第5節で、鹿島は敵地でアビスパ福岡と、広島はホームで清水エスパルスと対戦する。
構成●サッカーダイジェストweb編集部
◆浅野の強烈ミドルに、荒木の3戦連発弾! 鹿島対広島は両者譲らずドロー決着(サッカーダイジェスト)