J1鹿島のMF荒木遼太郎(19)が、自身公式戦初の2戦連発を狙う。チームは1日、中3日で迎える3日のルヴァン杯鳥栖戦(カシマスタジアム)に向けて鹿嶋市内で調整。2月27日のリーグ開幕戦は清水に1―3で敗れたものの、後半30分に先制弾を挙げた19歳は「チームのために戦って、チームのために走って得点したい」と息巻いた。
プロ1年目だった昨季は、リーグ戦開幕4連敗を味わった。泥沼から抜け出すのに時間がかかっただけに、敗戦を引きずらないことが大切になる。荒木は「自分とか、周りの若手が下から突き上げていくように。そこでピッチに立って、結果を出していくような活躍ができると、いい方向に行くと思っている」と言葉に力を込める。
07年には開幕戦を落としたものの、終盤の猛追で逆転のリーグ優勝を果たした。清水戦も序盤は主導権を握るなど、決して悲観する内容ではない。「先輩たちが日々の練習から厳しさを示してくれているので、軽い気持ちでは戦えない。次の鳥栖戦が大事になる」と、今季公式戦初勝利を誓った。
◆鹿島の19歳MF荒木遼太郎 自身公式戦初の2戦連発へ「チームのために走って得点したい」(スポニチ)