<明治安田生命J1:大分0-0鹿島>◇第19節◇23日◇昭和電ド
鹿島アントラーズは大分トリニータとスコアレスドローに終わった。シュート数は鹿島が3本、大分が1本。互いに「守」から「攻」に転じる際にパスミスやボールロストが目立ち、好機をつくれなかった。
鹿島は、引いて守る相手を崩せず2試合連続の引き分け。無得点に終わるのは3月21日の名古屋グランパス戦以来となった。相馬直樹監督は就任直後は、リーグ戦で5勝1分けと6戦不敗できたが、直近5試合は1勝2敗2分けと足踏み状態だ。相馬監督は「我々のエネルギーを出させないように相手は来ているとは思っている。(相手の)狙い通りに多少、なっている部分はある」と相手の対策を感じていることを明かした。その上で、鹿島イレブンの意識が「前」でゴールへ向かう姿勢が表れていたことを評価し「難しいことも多かった中で前向きなエネルギーを出してくれた。次は、これ以上を出さないと勝てない」と得点への意欲と修正を掲げた。
◆鹿島相馬監督、ドローも「前向きなエネルギーを出してくれた」(ニッカン)