サッカーの第101回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は18日、IAIスタジアム日本平などで4回戦の7試合が行われ、2連覇を狙う川崎は2―1で清水を下して準々決勝に進んだ。Jリーグ勢以外で唯一勝ち残っていたヴェルスパ大分(アマチュアシード)は延長の末に磐田に0―1で敗れた。
名古屋は新外国人のシュビルツォクのゴールで神戸に1―0で競り勝ち、鹿島は長崎に3―1で逆転勝ち。C大阪、浦和、大分も勝ち上がった。
鹿島が逆転勝利で貫禄を示した。雷による約1時間の中断があったが、後半の立ち上がりからギアを上げて3得点。相馬監督は「サイドに深く入っていくこと」と指示し、「前半は少しヒートアップしたが、時間ができたことで選手たちがコミュニケーションを取れて逆転勝利につながった」と振り返った。
ディエゴピトゥカのアシストで逆転ゴールを決めたエベラウドは「完璧なボールを入れてくれて、決めるだけだった」と喜んだ。
◆鹿島、貫禄の逆転勝利/天皇杯(サンスポ)