
日刊鹿島アントラーズニュース
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2021年8月19日木曜日
◆後半で別チームになった鹿島 長崎監督「わけがわからない」(報知)
◆天皇杯▽4回戦 長崎1―3鹿島(18日・トラスタ)
鹿島が長崎に逆転で勝利し、2大会ぶりの8強進出を決めた。前半に先制されたが、後半5分にFWアルトゥール・カイキが右サイドからのクロスを合わせ同点とし、同10分にはFWエベラウドがヘディングで逆転弾。さらにDF林がセットプレーからダメ押しの3点目を決めた。勝敗を分けたのは、雷雨で後半開始が約1時間遅れる中断時間。鹿島はここで息を吹き返した。
後半も鹿島は前半と同じメンバーで臨んだ。雨も前半から降っていた。ただ、別チームのようだった。長崎の松田浩監督はその違いをこう振り返る。「豪雨の中で集中が切れやすい状況ではありますが、わけわからないことで押し込まれてしまった。後半立ち上がり、(長崎は)サッカー以外(雨や水たまり)のところで戦っていたような感じがした。同じ状況で、鹿島さんはサッカーの本質みたいなところで勝負していた。鹿島さんのゴールを目指す、逆転するんだ、というものが勝っていたような気がします」。
鹿島の相馬直樹監督によると、再開を待っている間、ベンチの選手から先発組へ前半の改善点を指摘する姿が見られたという。「前半はうまくいかなかったことで、落ち着いていない部分があり、どちらかというとヒートアップしていた。時間があったことで、(チームメートと)話すことができ、少し落ち着いて後半に入れたのではないか」。
前半は長崎に先制されたことで、ゴールへ最短距離を進もうとするプレーが目立ち、焦りと強い雨で繊細なボールタッチも奪われた。だが、1時間の中断を経た深紅の選手たちは雨で限られた視界、浮いた水でボールが止まるピッチを頭に入れ、いつもより長いボールを駆使して試合をひっくり返したのだった。
エベラウドは「クラブ、チームのために仕事をすることを示すことができた」と誇らしげ。相馬監督は「恵みの雨? 結果的に見れば間違いなくそういった部分はあるかなと思います」と中断がチームに冷静さと、鹿島らしさを取り戻すきっかけになったことを認めた。
試合に限らず、普段の練習でも、間という時間が生まれる。何もしなくても、とがめられることはないが、目的を持てば、有効に使える時間。鹿島は、その間を見逃さなかった。もちろん両クラブにはJ1、2という差があり、この結果は「当然」でもあるが、その「当然」は単に選手の力量差だけで生み出されるものではないと感じさせる試合だった。
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