36試合に出場して10ゴールをマーク
今季のJリーグの表彰式であるJリーグアウォーズが12月6日に行われ、ベストヤングプレーヤー賞には鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎が選出された。
2002年生まれで19歳の荒木は、東福岡高校から入団して2シーズン目となった今季、リーグ全38試合中の36試合に出場して10ゴールをマーク。シーズン中に監督交代があった中でも、レギュラーとして戦い続けた。10代の選手が2桁得点を挙げるのは1994年の元日本代表FW城彰二(市原)氏以来、27年ぶりの快挙だった。
受賞に際して荒木は「まず、鹿島で活躍して世界で戦いたい気持ちがあります。日ごろの練習から全力で取り組むことや、球際の戦いを鹿島で学んでいます。来年も2桁ゴール、アシストも2桁に乗せていければ良いと思います」とコメントした。
鹿島は2016年を最後に国内三大タイトルの獲得から遠ざかっている。常勝軍団と呼ばれるチームを復活させるため、荒木にはその中心に君臨していくことが期待される。
(Football ZONE web編集部)