日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年12月1日水曜日

◆鹿島元監督・石井正忠がタイ1部首位クラブ指揮官就任へ!元札幌U15監督・三浦雅之も入閣(FOOTBALL TRIBE)







 かつて明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズや大宮アルディージャを率いていた石井正忠氏は、タイ1部の強豪ブリーラム・ユナイテッドの監督に就任することがほぼ確実となったようだ。29日、『PPTV36』など複数のタイメディアが報じている。

 石井正忠氏は2018シーズン終了後に大宮アルディージャ監督を退任すると、およそ1年間の無所属状態をへて2019年12月にサムットプラーカーン・シティFCの指揮官に就任。タイ挑戦1年目の2020/21シーズンを14勝5分11敗、勝ち点47の6位という成績で終え、来年5月までの契約延長を勝ちとっていたが、今季はここまで14試合を戦って3勝5分7敗と苦戦。今月27日開催の第15節・コーンケン・ユナイテッド戦でも0-1と敗れ、リーグ戦3連敗となっている。

 一方、7度のリーグ優勝をほこるブリーラム・ユナイテッドは、今季ここまで勝ち点32を獲得。今月28日開催の第15節・チュンライ・ユナイテッド戦で1-0と勝利したことにより、バンコク・ユナイテッドと勝ち点「32」で並んで首位に立っている。

 ただ、今月6日の第11節・BGパトゥム・ユナイテッド戦から第13節・チョンブリー戦までの3試合で1分2敗と上位陣との戦いで結果を残せなかったことから、クラブ首脳陣は監督交代を決断。近日中にもアレシャンドレ・ガマ監督を解任し、石井正忠の招へいを公式発表するようだ。

 また、ブリーラム・ユナイテッドは下部組織に関しても監督交代を行う模様。かつてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)のU-15チームで指導にあたり、今年9月からタイ2部のコーンケンFCを率いている三浦雅之氏を招へいするとのことだ。

 なお、ブリーラム・ユナイテッドは今年8月までヴィッセル神戸でプレーしていたケニア代表FWアユブ・マシカ(29)と1年半の契約を交わしたとベルギーメディア『VOETBAL』が今月15日に伝えている。


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