ベストヤングプレーヤーを獲得した荒木
日本代表のメンバーが発表され、鹿島アントラーズから荒木遼太郎が選ばれた。19歳ながらメンバー入りした新星はどのようなプレイを代表で見せるだろうか。
昨季、東福岡高校から鹿島へ入団した荒木は、ルヴァンカップの第1節の名古屋グランパス戦でプロデビューを果たす。続く1の開幕戦のサンフレッチェ広島戦でもリーグデビューを飾り、高卒1年目での開幕戦出場は内田篤人氏以来だった。ルーキーながらJで26試合出場2ゴールを記録するなど大きな経験を積む。
さらに今季はレギュラーを獲得すると36試合に出場して10ゴールを決める。10代での二桁得点は城彰二氏が記録した1994年以来となる27年ぶりの快挙を達成。主力として大きく成長すると、今季のベストヤングプレーヤー賞にも選ばれるなど大きく飛躍した1年だった。
来年1月に行われる『キリンチャレンジカップ2022』のウルグアイ戦に出場となれば、どのようなプレイを見せるだろうか。細かいフェイントやキレのあるドリブルで局面を打開できるドリブラーの荒木。途中出場から流れを変える切り札としての起用もあるだろう。得点力もあるため、ゴールネットを揺らすことも可能だ。鹿島の若き超新星に大きく期待したい。
◆“27年ぶり”の記録を達成した超新星 代表初招集の10代は輝きを見せるか(the WORLD)