日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年12月11日土曜日

◆J1鹿島新監督にバイラー氏 スイス人、初の欧州人指揮官(茨城新聞)









J1鹿島は10日、来季の新監督にスイス人のレネ・バイラー氏(48)が就任すると発表した。鹿島では1993年のJリーグ開幕からブラジル人か日本人が監督を務めており、欧州出身の監督が率いるのは初めて。バイラー氏はクラブを通し、「ビッグクラブと共に成功することに最善を尽くす」とコメントした。

1973年9月13日生まれ。現役時代はスイスでプレーし、同国代表も経験した。指導者としては4カ国を渡り歩いている。2016-17年シーズンはアンデルレヒト(ベルギー)で、19-20年シーズンはアルアハリ(エジプト)で指揮し、それぞれリーグ戦優勝を果たし、年間最優秀監督賞にも輝いた。

鹿島によると、新型コロナウイルスの影響で入国のめどは立っておらず、政府による規制が緩和され次第、来日するという。

クラブ初の欧州出身の新指揮官就任について、鹿島の強化担当は「今までのアントラーズを百八十度変えるわけではない。今いる選手で、サッカーをアップデートする」と説明した。

鹿島は5日に今季途中から指揮を執り、チームを立て直した相馬直樹前監督(50)の退任を発表していた。


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