日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年7月5日火曜日

◆【E-1メンバー予想 鹿島アントラーズ編】今こそ鈴木優磨をサッカー日本代表に招集すべき!!新CBや長友佑都や中山雄太のライバル候補の招集を【図表】(サッカー批評)






 EAFF E-1サッカー選手権2022が2022年7月19日から27日にかけて日本で行われる。森保一監督は国内組の招集を明言しており、ワールドカップ本番前に新戦力の発掘が期待できる。

 今回は、鹿島アントラーズで招集される可能性のある選手4人を選出した。


■闘志むき出しのFW


 今こそ鈴木優磨を日本代表に招集するべきだろう。Jリーグで一番点を取っている上田綺世がベルギー1部のサークル・ブルージュへの移籍が決定。そのそのトップスコアラーの招集がなった今、ベルギー帰りのストライカーが日の丸のユニフォームに袖を通すべきかもしれない。鈴木は、2018年のキリンチャレンジカップを負傷で辞退して以降、代表招集はない。今回も森保監督が招集する可能性は低いかもしれない。

 それでも今季のJリーグで見せているプレーは、そして6得点を取っている実力は、今回のEー1で呼ばれるにふさわしいものだろう。闘志むき出しで向かってくる鈴木の泥臭さは、今の代表をさらに力強くするだとう。それだけではなく海外で培ったフィジカルの強さ、ワンタッチシュートのうまさ、シュートのバリエーション、そして、状況を見てのチームのために動ける姿など、招集すべき理由は多くある。

 センターフォワードの位置は、負傷している大迫勇也やベルギー移籍が決まった上田、海外組の古橋亨梧などライバルが多いが、是非とも代表のCF争いをさらに活性化させてほしい。果たして、鹿島が誇る点取屋はメンバーリストに名前が載るだろうか。


■樋口は日本代表ではIHで起用か


 樋口雄太も鹿島から日本代表に招集してほしい選手の一人だ。流れを見極めてゲームを組み立てる能力が高い樋口は、司令塔という言葉がとにかく似合う。鹿島ではボランチの位置でゲームを作りながら、いざという時はゴール前まで飛び込んでチャンスメイクに参加し、さらには自らゴールを奪うこともできる。強烈なミドルシュートもあり、少し離れた位置からでもゴールを狙える。

 今季からサガン鳥栖から加入となった樋口だが、常勝軍団・鹿島で主力に定着。ここまで公式戦26試合に出場2得点10アシストを記録している。シーズン中盤ですでにアシスト数を二桁に乗せている事実を見れば、樋口がいかにチャンスメイクが得意かが一目瞭然。7月2日に行われたJ1リーグ第19節柏レイソル戦ではCKから正確無比なキックでキム・ミンテの移籍後初ゴールをアシストした。樋口は、セットプレー時の新たなキッカー役となる可能性も秘めている。

 樋口を4-3-3に当てはめるとすれば、IHが有力だろう。あるいは、新たなアンカー像を構築できるかもしれない。そう考えると、日の丸の中盤で発揮しそうなユーティリティさは武器になる。

 今季の鹿島で新境地を開拓しているのが三竿健斗だ。本来のポジションはボランチながら、今期はCBで出場を重ねている。もともと守備にも定評のある三竿は、1対1の守備で勝つことを求められる鹿島でさらに対人が強くなったようにも見られる。ピトゥカと樋口のコンビが中盤の底で躍動する今期の鹿島で、三竿は1列ポジションを下げることとなった。すると、最終ラインで対人の激しさとともにボールの配給役としても機能している。


■鹿島から複数選手を呼ぶ可能性


 日本代表でも過去には、阿部勇樹氏や今野泰幸などボランチとCBの両方で出場していた。今期の三竿はCBでプレーする試合が多いが、7月2日の柏レイソル戦では9試合ぶりにボランチとしてプレー。中盤と最終ラインの両方でプレーできることを改めて証明した。ボランチとCBの両方でプレーできる選手は、代表では板倉滉がいる。アンカーでもプレーできる三竿は遠藤航と競争させても面白い。ワールドカップ本番前に代表でも計算できる選手にまでなれるかどうか注目だ。

 現在27歳の安西幸輝は左サイドバックのポジション争いをうかがうかもしれない選手だ。そのプレースタイルは、積極果敢な攻撃参加から鋭いドリブル突破や的確なクロスを供給できるサイドバックである。海外経験もあり、さらに日本代表経験もあるこのサイドバックは、森保監督がEー1で目をつけてもおかしくない。日本代表の右SBとして活躍した内田篤人氏が背負っていた背番号2をつけ、約9か月ぶりの代表復帰となるだろうか。

 現時点で、クラブからの招集人数の縛りやレギュレーションは分かっていない。しかし、鹿島からは複数の選手が呼ばれてもおかしくないだろう。




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