日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年7月8日金曜日

◆【J1採点&寸評】鹿島 3-3 C大阪|エヴェラウドが起死回生の同点弾。鈴木徳の闘争心には拍手を送りたい(サッカーダイジェスト)






鹿島――“勝点2”を取りこぼした印象が強い


[J1第20節]鹿島 3-3 C大阪/7月6日/県立カシマサッカースタジアム

【鹿島|採点】
スタメン)
GK
クォン・スンテ  5.5
DF
常本佳吾 6
関川郁万 5.5
キム・ミンテ 5
広瀬陸斗 6.5(66分OUT)
MF
ディエゴ・ピトゥカ 6.5
三竿健斗 7(66分OUT)
仲間隼斗 6(66分OUT)
アルトゥール・カイキ 6.5
FW
和泉竜司 6.5(86分OUT)
鈴木優磨 7

途中出場)
DF
安西幸輝 5.5(66分IN)
MF
樋口雄太 5.5(66分IN)
FW
エヴェラウド 7(66分IN)【MAN OF THE MATCH】
MF
土居聖真 -(86分IN)

監督)
レネ・ヴァイラー 5.5


【鹿島|寸評】
 後半の早い時間帯に2-1と逆転しながら、その後の試合運びに課題を残した。途中出場のエヴェラウドのスーパーゴールで何とか追いついたものの、“勝点2”を取りこぼした印象が強い。

 周囲に声をかけながら中盤の守備バランスを微調整していたボランチの三竿が交代した途端、潮目が変わったと言えるだろう。リスク管理が曖昧になり、スカスカ状態のまま、70分、77分と立て続けに失点し、逆転を許してしまう。結果論という側面はあるものの、ヴァイラー監督の交代策にクエスチョンマークがついた。勝利を決定づける一発になっていたかもしれないチーム2点目の鈴木の胸トラ&左足ショットはお見事。試合終了間際に起死回生の同点弾を決めたエヴェラウドをMOMに選定。バイシクルシュートによる派手な一発というだけではなく、敗戦濃厚のチームを救った点も高く評価した。




C大阪――交代出場の面々がチームを勢いづかせる


[J1第20節]鹿島 3-3 C大阪/7月6日/県立カシマサッカースタジアム

【C大阪|採点】
スタメン)
GK
キム・ジンヒョン 5.5
DF
松田 陸 6(80分OUT)
マテイ・ヨニッチ 5.5
鳥海晃司 6
舩木 翔 6
MF
毎熊晟也 5.5(80分OUT)
鈴木徳真 6.5
為田大貴 6(57分OUT)
奥埜博亮 6
FW
アダム・タガート 6(75分OUT)
山田寛人 6(HT OUT)

途中出場)
FW
加藤陸次樹 6.5(HT IN)
FW
ジェアン・パトリッキ 6.5(57分IN)
MF
上門知樹 6.5(75分IN)
DF
西尾隆矢 -(80分IN)
MF
中原 輝 -(80分IN)

監督)
小菊昭雄 6.5

【C大阪|寸評】
 一時は逆転を許したが、カウンター2発で試合をひっくり返す。前がかりになる鹿島を尻目に、とどめを刺すチャンスも。だが、土壇場で驚愕のバイシクル弾を浴び、惜しくも引き分けに終わった。

 主力選手に怪我が相次ぎ、台所事情は厳しいが、交代出場の面々がチームを勢いづかせたのは明らかだろう。加藤とJ・パトリッキが得点し、上門がカウンターの推進役を担い、アシストで貢献。プレー時間は短かったものの、右からカットインし、得意の左足でミドルショットを披露した中原の思い切りの良さも光った。鹿島のキーマンである鈴木優と試合中、ことあるごとにやり合い、一歩も引かなかったC大阪の鈴木徳。その闘争心に拍手を送りたい。最後の最後に追いつかれたが、「90分間を通して強度の高いゲームができた」と、小菊監督はプラス面に目を向けた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


◆【J1採点&寸評】鹿島 3-3 C大阪|エヴェラウドが起死回生の同点弾。鈴木徳の闘争心には拍手を送りたい(サッカーダイジェスト)





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