日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年8月30日火曜日

◆空中戦は無敵!? Jリーグ最強のエアバトラー5選。デカい、強い、止められない!? 制空権を握り続ける男たち(フットボールチャンネル)






1対1の強さは、高いインテンシティーが求められる現代サッカーにおいて不可欠な要素だ。それは「地上戦」だけに限らず「空中戦」にも同じことが言える。では、現在のJリーグにおいて最強のエアバトラーは誰なのか。独自の視点と空中戦勝利数をはじめとするデータをもとに、空中戦最強の5人を選んだ(数字は8月26日時点)。


FW:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

生年月日:1996年4月26日
2022リーグ戦成績:24試合7得点8アシスト
空中戦勝利数:85回

 今季シント=トロイデンから鹿島アントラーズに復帰した鈴木優磨は、J1リーグの舞台で素晴らしい活躍を披露している。フィニッシャーとしてはもちろんのこと、現時点でアシスト数が得点数を上回っているなど、チャンスメーカーとしても質の高いプレーを連発。愛するクラブに多くの勝ち点をもたらしている。

 ボックス内での駆け引きの巧さや決定力の高さ、ボールを収め味方を生かす技術力の高さに加え、日本人離れしたパワーも持っているのがこの男の恐ろしいところだ。今季のJ1では空中戦勝利数85回を記録。これは全体3番目に多い数字で、日本人FWの中では断トツの成績である。ヘディングでの得点はここまで2つあり、日本人選手としては2位タイにつけている。

 得点力とアシスト力の両方を兼ね備え、さらに前線で制空権を握り続ける鈴木は、まさにJリーグ最強の万能型ストライカーと言っていいだろう。チームを何としてでも勝たせたいという思いもプレーからひしひしと伝わってきており、他クラブにとってこれほど怖い存在はない。


MF:アルトゥール・カイキ(鹿島アントラーズ)

生年月日:1992年6月15日
2022リーグ戦成績:21試合6得点4アシスト
空中戦勝利数:69回


 鹿島アントラーズからはすでにFW鈴木優磨を選出しているが、この男も忘れてはならないだろう。鹿島在籍2年目を迎えているMFアルトゥール・カイキだ。もちろん同選手が最も強みとしている部分はエアバトルではないのだが、今季に関してはそこでかなり非凡な結果を残している。

 カイキの身長は174cmと小柄だが、2022シーズンのJ1リーグではここまで空中戦勝利数69回を記録している。これはMF登録選手としては最多で、身長175cm以下の選手の中で断トツの成績である。また、ここまで叩き出した6つのゴールのうち、実に4つがヘディングでのもの。これはチアゴ・サンタナ(清水エスパルス)の5点に次いで全体2位となる数字だ。まさに、身長175cm以下の最強エアバトラーである。

 そんなカイキの空中戦における強さの源となっているのが、圧倒的な跳躍力だと言える。第11節ジュビロ磐田戦では身長183cmを誇る伊藤槙人、第13節北海道コンサドーレ札幌戦では身長179cmの深井一希の上から豪快にヘディングシュートを叩き込んでいた。また、奪った4つのヘディングゴールのうち、実に3つはセットプレーからのもの。小柄という理由でそこまで警戒されていないのであれば、それをうまく逆手に取った結果の4得点であると言えそうだ。




↓その他、パトリック選手、荒木隼人選手、谷口彰悟選手についてはこちら
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