天皇杯準決勝でJ2甲府に敗れ、6季連続無冠が確定した鹿島の岩政大樹監督(40)がリーグ戦の残り3試合も指揮することが6日、分かった。吉岡宗重フットボールダイレクターが「(岩政体制で)残り試合にフォーカスしていく」と一丸を強調。来季については「シーズン終了後に決めたい」とも付け加えた。
岩政監督は今年8月、ヴァイラー前監督に代わって、コーチから昇格。リーグ戦7試合で1勝4分け2敗と勝ち点は伸ばせず、優勝戦線からは脱落した。6日の練習では8日の磐田戦に向けて岩政監督が練習を指導。ただし、選手の取材が練習開始1時間前に急きょ中止となるなど、チーム内の動揺は隠せない様子だった。
◆鹿島 残り3試合は岩政大樹監督が指揮 吉岡FD、来季については「シーズン終了後」(スポニチ)