鹿島アントラーズのクラブアドバイザーであるジーコ氏が、ブラジルで人助けをした。ブラジル『ランス』が伝えている。
Jリーグの黎明期を鹿島の選手として支えたジーコ氏は、日本代表監督としても2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)に出場。2018年7月から就いていた鹿島のテクニカルディレクター(TD)を2021シーズン限りで勇退していた。
ブラジルへと帰国し、2022年2月には右股関節の手術。そこからリハビリを行い歩けるまでに回復し、現在もブラジルで生活を送っている。
『ランス』によると、ジーコ氏は15日、ブラジルのグアルーリョス空港にいたという。そこで車いすの高齢女性がチェックインカウンターまで移動できずにいたところ、その場に従業員もいなかったため、ジーコ氏自ら助けたという。
ジーコ氏はこのことについて、あくまで普通のことだと謙遜している。
「有名かどうかにかかわらず、人助けをすることは人として当然のことなので、あまり高揚することではない。だが、世の中があまりに異常で個人主義なので、こういったケースは反響が大きい。偶然彼女が私のことを知っていたんだ」
E olha o que aconteceu com o ídolo Zico, no aeroporto de Guarulhos, domingo: uma idosa numa cadeira de rodas precisava de atendimento para levá-la até a cabine de check in, no entanto, não tinha nenhum funcionário da companhia aérea disponível. Vendo a situação, Zico se colocou + pic.twitter.com/p7xNOOdIdf
— Isabelle Costa (@bellexcosta) January 18, 2023
◆ジーコ氏がブラジルで人助け 車いすの女性を空港でサポート「人として当然のこと」(超WORLDサッカー!)