試合2日前の19日の練習で異例の呉越同舟になった。日本代表が練習するピッチの約10メートル隣でシリア代表が同時刻に練習。仕切りは穴の開いた黒いシートのみで、隙間から互いの練習が見え、声も丸聞こえの状態だった。通常、同組のチームが同じ場所で同時刻に練習することはない。
シュート練習でFW上田の蹴ったボールがシリア側へ飛んでいき、逆にGK練習の付近にシリアのボールが飛んでくることもあった。GK大迫は「全然分からなかった」と話す一方で、FW細谷は「どこかで見られているのかなという感じも少し頭に入れながら(練習に)臨みました」と意識する選手もいた。
また、年間降水量30~40ミリのジッダで練習中に珍しく小雨が降り、練習後には雷鳴もとどろいた。異例ずくめの一日となった。
◆日本代表“呉越同舟” 10メートル隣でシリアが練習 綺世蹴ったボールが“敵陣”へ…(スポニチ)
「日本代表が練習するピッチの約10m隣でシリア代表が同時刻に練習。 #上田綺世 の蹴ったボールがシリア側へ飛んでいき、逆にGK練習の付近にシリアのボールが飛んで来る事も」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) November 20, 2023
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