ディエゴがいなかったらどうなっていたか
2024年シーズンこそ念願のリーグ制覇を成し遂げたいFC東京は、果たしてどんなスタイルで戦うのか。囲み取材に応じてくれた小原光城ゼネラルマネージャー(以下GM)がキーワードとして挙げたのが「攻撃的なフットボール」だった。
「攻撃的なフットボールという部分は(昨季と)変わりません。より敵陣に入る時間を増やす、より点を取っていく部分は継続してやります。そのためのコーチングスタッフを編成するとか、監督の選定とか、そのあたりを徹底的に話しています」
ただ、攻撃的とは言うものの、2023年シーズンはディエゴ・オリヴェイラがいなかったらどうなっていたか。そうした危惧もあった。今季のチーム内得点ランキングは1位が15ゴールのD・オリヴェイラで、2位は4ゴールの仲川輝人と渡邊凌磨だったのだ。
“ディエゴ依存症”と批判されても不思議はない点を踏まえて、来季のチーム編成を組むうえでどこを強化すべきか。小原GMに「補強ポイント」を訊くと、次のように答えてくれた。
「ディエゴ選手以外のプレーヤーがより多くの点を取る。チームの総得点(J1で42ゴール)が低かったので、それを上げるための補強を第一に考えています。選手層の厚さは今季でも足りなかったと思っているので、それを含めてチーム力を高めないといけない中で得点力アップの補強をメインに考えています。今お伝えできることはないですが、攻撃的な選手に複数名声をかけています」
ちなみに、一部情報で獲得候補として噂されているのが、鹿島アントラーズの荒木遼太郎や北海道コンサドーレ札幌の小柏剛などだ。果たして、どんな編成で来季の戦いに臨むのか。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
「一部情報で獲得候補として噂されているのが、#鹿島アントラーズ の #荒木遼太郎 や札幌の小柏剛などだ」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) December 23, 2023
◆FC東京の小原GMが明かす“来季の補強ポイント”。獲得候補選手については「今お伝えできることはないですが、複数名に声をかけています」(サッカーダイジェスト) https://t.co/a9TJvZKCag pic.twitter.com/7XWUvhchcD