日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年1月27日土曜日

◆J1鹿島 宮崎キャンプ 攻めの組み立て確認(茨城新聞)







宮崎県宮崎市でキャンプ中のJ1鹿島は26日、ピッチ全面を使ってビルドアップの形を落とし込む、より実戦的な練習に取り組んだ。27日にはJ3宮崎との練習試合が組まれており、選手たちは頻繁にコミュニケーションを取りながら攻めの形を確認した。

キャンプ前のトレーニングから取り組んできた4-2-3-1の布陣を敷き、相手が高い位置からプレッシャーをかけてきた場合の攻めの組み立て方や、DFの背後を狙う動き、ボール保持者の周囲の選手が連動する共通認識を何度も確かめた。ポポビッチ監督は「良い(ボール)タッチと速い判断で、良い選択をしよう」と、常にボール保持時の矢印を前にして、スピーディーな攻めを展開するよう選手たちに求めていた。

右サイドバックに入ったルーキーの濃野は、ボランチの柴崎らと頻繁にコンタクトを取りながらポジショニングを確認。練習後、「監督に求められることだけでなく、(ほかの)選手個人の特長を捉えることも大事だと感じた」と学びを口にし、翌日の練習試合に向け、「結果にこだわってやっていく」と意気込んだ。

■MF松村 「自分が引っ張る」

○…「今年は自信があるし、自分が引っ張る」-。縦へのドリブル突破力が光るMF松村優太(22)は、並々ならぬ覚悟を言葉に表す。夏に控えるパリ五輪の代表候補でもあり、「大事な1年になる」とシーズンに向けて闘志を燃やす。

鹿島在籍5年目となる。「昨年から今年にかけ、移籍しようかなと思った時期もあった」と率直な思いを吐露。ただ、「タイトルを取るとずっと言ってきたのに、そこに導けていない。うそをついていることになるし、鹿島のために貢献したい」。クラブにタイトルをもたらすという強い思いが、胸の中にずっとあった。

昨季は最終盤にスタメンを勝ち取り、存在感を示した。昨年11月にはU-22(22歳以下)日本代表として出場したアルゼンチン戦でミドルシュートを決めるなど、〝結果〟という根拠が自信につながっている。

だからこそ、「慢心ではない」と前置きした上で、「自分が(試合に)出るべき、引っ張るべきだと思っている」と自信を込める。さらに、鈴木や植田、柴崎の名前を挙げ、「(3人と)同じように引っ張っていくというパワーを、自分だけでなく若い選手が出していかないといけない」と実直に話した。

常勝鹿島復活へ。熱い思いを持った若きサイドアタッカーのさらなる躍進が、重要なピースになりそうだ。







◆J1鹿島 宮崎キャンプ 攻めの組み立て確認(茨城新聞)

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