◆いばらきサッカーフェスティバル 鹿島1―0水戸(10日・カシマスタジアム)
鹿島はMF樋口雄太が決勝点を挙げ、水戸を1―0で下した。22、23年大会で喫した連敗を止めた。
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FW知念慶がボランチで先発し、存在感を発揮した。対人の強さを生かした守備でチームにリズムをもたらし、試合を落ち着かせるボール回しや鋭い縦パスも披露。「相手のDFラインが高かったので、背後に落とそうとは思っていた。スピードを上げるところと落ち着かせるところは意識してやった」と手応えを示した。
後半開始時から本職のFWに移ったが「FWの方がやりづらくて」と苦笑い。佐野海舟が日本代表で不在だった宮崎キャンプ中、柴崎岳の離脱を受けて中盤が人数不足となったことで、未経験のボランチでの調整が続いてた。「どうやってやってたっけなって、モヤモヤしながらFWをやってました。もうちょっとやれたなと思います」と頭をかいた。
チームは前半に1点を奪い、試合の主導権を握ったが、後半は間延びする場面も目立ち、追加点は奪えなかった。ゲームをコントロールする能力は、チームとしても個人としても求められていくことになるだろう。
佐野は戻ってきたが、柴崎とFW鈴木優磨が離脱している現状もあり、今後も2ポジションを兼務していくことが想定される。序盤戦のキーマンとなりそうだ。
◆鹿島FW知念慶「FWの方がやりづらくて(笑い)」前半はボランチで手応え、後半はFWで反省(報知)
知念『どうやってやってたっけなって、モヤモヤしながらFWをやってました』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) February 11, 2024
「柴崎と鈴木が離脱している現状もあり、今後も兼務していく事が想定される。序盤戦のキーマンとなりそう」
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