宮崎県宮崎市でキャンプ中のJ1鹿島は1日、ひなた陸上競技場で2部練習を行った。激しいプレスをいなすためのパス精度の強化や、セットプレーの確認などに取り組んだ。
午前は、ワンタッチでボールをつなぎながら守備側のプレッシャーをいなす精度を高めるべく、パス回しのメニューに長い時間を割いた。守備側には連動性のあるプレスをかけることが求められ、攻守ともに日々鍛えている点の向上にいそしんだ。
その後行われた7対7のミニゲームでは、早速新加入のチャブリッチが存在感を示した。柔らかなボールタッチで複数得点を挙げるなど、抜群の攻撃センスを見せた。
午後は実戦的なメニューで汗を流した。両サイドを活用したビルドアップの形と、セットプレーを確認。2日に予定されているJ2甲府との練習試合に備えた。
今回のキャンプでは、練習試合で負傷者が発生するなど、けが人が複数出ている。苦しい状況に対して土居は「若い選手はポジションを奪うつもりで意欲を見せなくてはいけない」と強調し、チームのさらなる活性化を求めた。
◆J1鹿島 宮崎キャンプ パス精度強化に重点(茨城新聞)