日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年2月18日日曜日

◆鹿島MF松村優太 独自のドリブルスタイル磨きチームを引っ張る(スポニチ)



松村優太


 【パリ五輪世代 憧れを超えろ⑤】鹿島が誇るドリブラーが、覚悟のプロ5年目に臨む。MF松村優太(22)は大舞台を目指す前にチームでの開幕ダッシュを誓った。「鹿島で何ができるかが大事な一年になる。(鹿島を)自分が引っ張ろうと思っている。その自信はある」。ここまでJ1通算67試合出場で、昨季は20試合出場2得点。今季はよりチームの核となる存在として期待される。

 静岡学園高時代に「和製アザール」との異名がつけられたほど、最大の武器であるドリブル。原点にあるのは、同校1年時の悔しさから生まれた「憧れても、その人にはなれない」という思い。小中まで当たり前のように試合に出ていたが、高校入学後は1年生チームですら出番がなかった。

 「一緒の練習で周りと同じような選手になるのではなく、人と差別化をしよう」と胸に刻んだ。全体練習後に約1時間、一人で壁に向かってシュートを打ち込み、跳ね返ってきたボールをトラップからドリブルという練習を何度も反復。自分なりの突破スタイルを感覚でつかんだ。以降、あえて憧れない気持ちを大切にしている。

 今季をサッカー人生の重要な一年と位置づけた。4月にパリ五輪最終予選(カタール)が控えている。「大きなターニングポイントになる。23歳で五輪に行くか行かないかで大きく変わる」。開幕からエンジン全開でパリまで駆け抜ける。





◆鹿島MF松村優太 独自のドリブルスタイル磨きチームを引っ張る(スポニチ)



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