◆26年北中米W杯アジア2次予選▽第3戦 日本1―0北朝鮮(21日・国立競技場)
森保ジャパンは北朝鮮を1―0で下し、アジア杯8強からの再起の一戦を勝利で飾った。決勝点は前半2分のMF田中碧。
採点と寸評は以下の通り。
森保一監督【5・5】再出発の一戦で勝利。それなりに攻めたが1点に終わった点は課題。ホームならば3点は取らないといけない相手
GK鈴木彩艶【6・0】ポスト直撃シュートはヒヤリとしたが無失点。飛び出しのタイミングも良かった
DF菅原由勢【5・5】アジア杯の時ほどではなかったが、クラブでの好調ぶりをそのまま発揮できたとは言い難い
DF板倉滉【6・0】後半はピンチも増えたが落ち着いた対応で完封。散々なアジア杯後の初戦でキャプテンマークを任された信頼に応えた
DF町田浩樹【6・0】速攻特化の布陣を組んだ相手のカウンターを冷静に対応。左足の精度は高めたい。右利きの冨安の左足に負けている
DF伊藤洋輝【5・0】攻撃は物足りなくても目を潰れるが、守備で安定感がないと使われている意味がない
MF守田英正【6・0】細かいポジショニング修正を繰り返し、田中や前4枚の良さを引き出した
MF田中碧【7・0】第2次森保ジャパン8戦5発。チームのやり方にあっているという意味では、遠藤守田の牙城を崩す可能性も全然あり
MF堂安律【6・0】決めたかったがアシストマーク。決めたかったが周りを使う動きも秀逸。決めたかったが
MF南野拓実【6・0】トップ下で先発。守から攻の切り替えで持ち味。久保にはない良さを出した
MF前田大然【6・5】所々に三笘っぽさも感じさせる技術の高さを披露。速いのは言わずもがな
FW上田綺世【6・0】W杯予選3戦連発は逃したが、中央にドッシリ構えて攻撃を潤滑化。無得点試合の出来がとことん悪い傾向にあったが、これぐらいの質が出せれば十分
MF遠藤航【6・0】後半13分IN。クラブでの多忙ぶりを考慮されての途中出場。しっかり締めた
FW浅野拓磨【6・0】後半29分IN。シャドーの位置でプレー。あと一歩のスルーパスもあり、及第点のパフォーマンス
DF谷口彰悟【6・0】後半29分IN。3バックの中央へ。釣り出された時にしっかり処理してから戻る姿勢、あれは大事
DF橋岡大樹【6・0】後半29分IN。右ウィングバックで出場。身体能力は、やはり高い。短い時間でアピール成功
FW小川航基【―】後半36分IN。上田に代わって最前線へ。出場時間短く採点なし
※平均は5・5~6・0点。
◆【採点&寸評】森保ジャパン、再起の一戦で白星 1点止まりは課題、後半立ち上がりのヒヤヒヤも余計(報知)