「ゴールに行くんだという姿勢が見られている」
元日本代表MFの小野伸二氏が、5月28日にフジテレビ系列で放送されたサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。鹿島アントラーズのMF名古新太郎の得点力を称賛した。
名古は、25日に行なわれたJ1第16節の北海道コンサドーレ札幌戦(3-0)で4-2-3-1のトップ下でスタメン出場。0-0で迎えた40分、師岡柊生の浮き球のパスをペナルティエリア内で収めると、相手DFをかわして左足でシュートを放つ。これは相手GKに阻止されたが、こぼれ球に反応し、左足でゴールに叩き込んだ。さらに、55分には相手のクリアを拾うと、右足を振ってロングシュートを決めた。
大活躍だった28歳のMFに、小野氏が注目。1点目に関しては「何でそこ、フリーなのかという感じがする。点を取れる選手はそういう嗅覚、『ここにボールが来るんだ』と信じているのがプレーに表われている」と解説する。
2点目については、「キーパーの位置をしっかり見ている。シュート、キーパーを見て外側から入ってくる。キーパーが取れないところ、しっかりとコースを狙って決めたのが素晴らしかった」と称えた。
また、得点以外のプレーでも「狭いスペースだけど前を向く。ゴールに行くんだという姿勢が見られているのでゴールに繋がっている」と述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆「何でフリーなのか」小野伸二が鹿島MF名古新太郎の得点力を称賛!「キーパーの位置をしっかり見ている」(サッカーダイジェスト)