「基準が一定ではなかった」とし、ファウルの基準がブレていたことを指摘。後半23分に自身が警告を受けた際も「ピッチに侵入したとのことだったが、これだけは言いたい。私は入っていない」とキッパリ。さらにベンチ前で「『アイムボス、アイムボス』と2回、言われた。高圧的な態度で。私は選手に対してボスではなくコーチだ。家庭でもボスにはなりきれていない。一人の人間としてその発言はふさわしいのか」と投げかけた。
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◆鹿島ポポヴィッチ監督、主審の態度に憤慨「『アイムボス』と言われた。高圧的な態度で」警告受けた場面で(報知)
◆明治安田J1リーグ▽第30節 鹿島2―2広島(14日・カシマスタジアム)
鹿島はホームで広島に勝ちきれず、2―2の引き分けに終わった。1―2から17歳FW徳田誉のプロ初ゴールで同点に追いついたが、勝ち点1の獲得にとどまった。
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鹿島のポポヴィッチ監督が、試合後の会見で池内明彦主審への不満を淡々と語った。
「基準が一定ではなかった」とし、ファウルの基準がブレていたことを指摘。後半23分に自身が警告を受けた際も「ピッチに侵入したとのことだったが、これだけは言いたい。私は入っていない」とキッパリ。さらにベンチ前で「『アイムボス、アイムボス』と2回、言われた。高圧的な態度で。私は選手に対してボスではなくコーチだ。家庭でもボスにはなりきれていない。一人の人間としてその発言はふさわしいのか」と投げかけた。
「お互いが協力しあってJリーグを盛り上げることが大切だということは理解している」とした上で「ああいう威圧的な態度で『私がボスだ』と言われることは紳士的じゃない。Jリーグの上位争いにふさわしい白熱した試合だったが、もっとレフェリーを含めた全員でJリーグの質を高めていかないと」と語った。