日刊鹿島アントラーズニュース
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2013年8月29日木曜日
◆【J1:第23節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160770.html
8月28日(水) 2013 J1リーグ戦 第23節
清水 4 - 3 鹿島 (19:02/アイスタ/9,238人)
得点者:1' 大迫勇也(鹿島)、6' 山村和也(鹿島)、31' ラドンチッチ(清水)、45' 高木俊幸(清水)、49' 高木俊幸(清水)、68' 大迫勇也(鹿島)、88' 高木俊幸(清水)
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●高木俊幸選手(清水)
「ここまでの結果が出るとは正直思ってなかったので、自分でも驚いているところはあるんですけど、我慢してここまでやり続けてきて良かったなと思います」
Q:2-1になって前半途中からでしたが、どんな気持ちでピッチに入りましたか?
「1点取ってからこっちに勢いがあったので、もう1点しっかり取ってハーフタイムを迎えるようにしたいと思ってました」
Q:その中で同点ゴールが生まれましたが、あの場面を振り返ると?
「あれは戦術通りラドンの高さを生かして対角線のボールを入れて、裏に抜けるという自分たちの理想とする形だったので、そこから点が入ったので良かったです。自分は飛び込むだけだったので、簡単なゴールでしたね」
Q:2点目の場面は?
「ラドンが良いところに出してくれて、ファーストタッチも落ち着いてできて良かったので、あとは流し込むだけという形でした」
Q:決勝点の場面は?
「(村田)和哉くんがサイドで1フェイント入れて、相手がスライディングしたところで、ファーに飛んでくるなとわかりました。自分が思ったところにボールが来たので、あれも合わせるだけでした。あれは不思議な感覚でした。今日はすごく良いところにやけにボールが来るなと思っていて、何となく3点目も自分のところに来るような気がしていたので。その通りになったので不思議でした」
Q:ここ数試合、スタメンを外れる試合もありましたが、どんな思いで試合に臨みましたか?
「いろいろ自分の中でけっこう葛藤というか、もちろんチームのためというのもありましたが、個人の結果も本当に欲しかったし、できればスタメンで出たいというのも本心だったので、その中ですごく良いアピールができたと思います。本当に我慢してやってきて、今日も内田コーチに試合前に「良いところを出せばいい。前でしっかりゴールを狙うということをやり続ければ、絶対にチャンスは来ると思うから」と声をかけてもらって、その言葉を信じてやった結果が、今日の結果につながったと思うので、本当に感謝しています」
●村田和哉選手(清水)
「時間も少なく、監督からはお前のアシストやゴールでこの試合を決定づけろと言われて入ったので、それができたことは良かったなと思います。それと何よりチームが勝てたことが、苦しい状況が続いていたので本当にうれしいことでした」
Q:試合が終わった後、本田選手と一緒に喜んでいましたが、何を話していたんですか?
「あれはお前しか通らんなみたいな感じで言われて。本当に速いなと。あそこしかなかったやろみたいな感じで言われました。本当に良いボールが来たし、最後の決勝点は全部が良い形だったと思います」
Q:本田選手が入るまでは、なかなかああいう形でパスが出てくることが少なかったのでは?
「そうですね。自分の中でもそれはだいぶ大きいし、ああいうパスが来るというのは、自分の中でも大好物やないけど、スピードが生きるパスを出してくれるので。やっぱり本田さんの場合は見ているし、走れば出てくるというのを信じてやれるし。受け手としても、あ、出てくるなと思うから走るし、そういう関係ができてきたというのは、すごく良いことだと思います。
残り少ない時間の中で結果を残せたというのは自分の中でも大きいし、湘南戦の得点もそうですけど、そういうのを少しずつ出していって、監督にもチームの人にもサポーターにもみんなから信頼してもらえるように頑張りたいです」
●ラドンチッチ選手(清水)
「今は試合が終わって素晴らしい気持ちです。試合の序盤は、最初の10分で2失点してしまったこともあり、自分たちのプレーが本当にお粗末だったし、相手に簡単に点を取られてしまって本当に立ち上がりでしたが、その後でしっかりと自分たちで流れを戻すことができました。その中でラッキーだったかもしれないけど自分のゴールが決まって、前半のうちに立ち直ることができました。後半はまた違ったゲームになったのですが、最終的に今はすごく良い気持ちになっています」
Q:その1点目の得点シーンを振り返ると?
「セットプレーからのゴールでしたが、河井が素晴らしいクロスを上げてくれて、それが自分の足下にしっかり収まるようなボールで1タッチでコントロールができたので、自分にとっては簡単なゴールになりました」
Q:その後、高木選手に2アシストしましたが、彼の姿は見えてましたか?
「高木の1点目に関しては、サイドから自分の後ろに走っていくのが見えていたので、その方向にボールを流しましたが、そのボールに対して高木がすごく良いリアクションをしてくれて、ギリギリのところで触ってくれたので良いゴールになったと思います。
2点目は、いつも練習の中で監督が言っているようなプレーで、浮き球でもいいので自分に一度当てて、それをしっかり他の選手に戻したり、流したりという作業がうまくできたと思います。自分はつねに高木のことが見えていて、彼が素晴らしい動き、素晴らしいタッチをしてくれたので、ゴールが生まれたと思います」
●本田拓也選手(清水)
Q:4点目の起点になってましたね
「(村田)和哉は足が速くて、一度顔を上げたときに相手よりも後ろにいたので2,3秒ためてみたら、あいつのほうが速かったので、そこにボールが良いタイミングで出せました。オレのパスというより、あいつの足が速かったから良かったなと」
Q:やっと勝利に貢献できましたね。
「そうですね。マジ気持ちいいですね。しかも相手が鹿島だったので。鹿島にいた頃はケガが多かったので、鹿島のサポーターの皆さんには良いプレーをあまり見せられなかったので、今日は恩返しではないけど、しっかり自分が試合に出て勝てたということは、少しは見せられたかなと。一番は向こうにいるときに見せられれば良かったんですけど、それができなかったので」
Q:鹿島から4点取るのは難しいと思いますが、どれがいちばん狙い通りのゴールでしたか?
「全部狙い通りじゃないですか。今日は本当にシュートも多くて、サイドからも崩せて、セットプレーもあったし。とくにサイドから崩して点を取るというのがエスパルスのサッカーだと思うし、それが今日はできたのですごく良かったと思います。
前半5分で2点を取られて、そこは集中しなければいけないところだと思うし、甘いかなと思うところですけど、その後はみんなが一所懸命走ってボールを取って、ボールをつないで、チームのためにやるということができていたと思います。それと今日は応援してくれる人たちがいたから勝てたという部分も大きいと思いますね」
Q:チーム全体でアグレッシブにいけばやれるんだと?
「そうですね。みんなやればできるんですよ。あとは意識の問題なので。少し走る距離を長くしたりとか、球際を頑張るとか、本当にちょっとずつのところだと思うし。気持ちを込めてやれば結果にもつながると思います」
●大迫勇也選手(鹿島)
「2点取ってからラインが深くなって、ちょっと守りに入りすぎたというか、そこで声をかける人もいなかったし、もったいないですね。あそこでもう少しコンパクトにサッカーしたかったです。ズルズル下がってしまって、相手のFWがいちばんやりやすい形になったのかなと思います。
でも、4点目のチャンスがあったので、あれを決めていれば勝っていたので。あそこでしっかり決められるようにしたいですね」
Q:キックオフからあんなに早く点を取れたことについては?
「良いパスが来たので、うまく流すことができました」
Q:ゴール前に良いタイミングでは入れていたと思いますが
「ゴール前には入ろうとしていて、試合を通してずっとそれは心がけているので。まあでも……4失点したことより、もっと取れたかもしれないので、もっと前が頑張れればなと思います」
●山村和也選手(鹿島)
「アウェイの試合で踏ん張りきれずに負けてしまうという形が続いているので、ホームでもアウェイでも集中してしっかりやっていかないと、首位にせっかく追いついてきたのにまた離されるという形になってしまうので、もう一度集中して、次のホームで勝てるようにしていきたいと思います」
Q:ボランチでもまったく問題ないパフォーマンスを見せていたように感じましたが
「最初はちょっと運動量が足りないかなと思いましたけど、徐々に慣れてきて、だいぶ感覚的には良い形でプレーすることができたかなと思います」
Q:失点はどれも押し込まれた中での失点ではなかったと思いますが、どういったところに課題がありますか?
「やっぱり中央のラドンチッチが強いということはわかっていたので、ロングボールが入ったときに、競った人の周りでもう少しサポートすることができれば、また試合の展開も変わってきたのかなと思います」
Q:ラドンチッチに引っぱられて少しラインが下がったようなところもありましたか?
「そうですね。いつもより少し低い位置で守るような形になってしまって、あそこをまたしっかり上げてコンパクトにしていかないと間延びしてしまうので、これからああいうときにしっかり上げられるように、チーム全体としてやっていきたいと思います」
以上
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