日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年4月26日土曜日

◆【J1第9節直前情報 広島vs鹿島】注目の上位対決、広島はACLから中2日の連戦をどう戦うか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140425/184912.html

3月の月間MVPを受賞した広島の塩谷 [写真]=Getty Images


■サンフレッチェ広島 チームは公式戦9戦無敗、ACLでも主力は温存

 広島にとって、鹿島は間違いなく相性の良い相手である。昨年の最終節ではカシマスタジアムで2-0と勝利してリーグ連覇を達成。天皇杯でも、やはりカシマスタジアムで3−1と完勝し、昨年の公式戦における対戦成績は2勝1分で、5戦連続で対鹿島戦無敗を続けている。また、2009年のJ1復帰以降はホームで負けなし。現在、公式戦9戦連続で無敗を維持し、順調に戦績を積み重ねている。

 もちろん、ACLから中2日という過密日程は、ターンオーバーで選手をやりくりしているとはいえ、疲労が蓄積していることは間違いない。切り札・ミキッチもけがで出場は難しく、広島戦の準備のために1週間を費やすことができた鹿島に対し、広島はリカバリーが精一杯。ボールを動かし、コンビネーションを確認しながら鹿島対策を煮詰めることはできていない。そこは間違いなく不安材料だろう。

 まして、鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督に「開幕前の監督会議で『お前たちには絶対に負けない』と本気で言われたんです」と森保一監督が述懐するほど、広島戦に並々ならぬ闘志を燃やしている。広島にとって厳しい試合になることは間違いあるまい。

 ただ、佐藤寿人や森崎和幸、千葉和彦らがACLの試合出場を回避し、休養十分で鹿島戦に臨めることはプラス材料として挙げておきたい。(紫熊倶楽部 中野和也)


■広島予想スタメン

3-4-2-1

GK
1 林卓人

DF
33 塩谷司
5 千葉和彦
4 水本裕貴

MF
18 柏好文
6 青山敏弘
8 森崎和幸
27 清水航平
9 石原直樹
10 高萩洋次郎

FW
11 佐藤寿人


■鹿島アントラーズ 連敗中だが攻撃陣は好調、準備も万端

 現在リーグ戦2連敗中の鹿島は、前節の神戸戦に続いて上位との決戦に臨む。対するのは2年連続でリーグを制している広島だ。リーグ中断前まで上位争いを続けるためには負けられない一戦である。

 ただ、前節で青木剛が退場処分を受けて今節は出場停止。代わりに植田直通が先発すると予想される。昌子源とはナビスコ杯でコンビを組んでいるが、その際も守備バランスは決して良くなかった。可変システムを使う広島にどこまで通用するかが勝敗を分けるだろう。昨季は、リーグ戦だけでなく天皇杯でも広島と対戦したが、1分2敗と分が悪かった。特に、リーグ最終節では完敗し、目の前でリーグ連覇を果たされた悔しさがある。その借りを返したいところだ。

 頼りになるのが攻撃陣だ。連敗中とはいえ、攻撃の質は試合毎に高まっている。新潟戦、神戸戦は決定力不足に泣かされて敗れたものの、相手よりも多くのチャンスを作り、一つでもゴールが決まっていれば圧勝していてもおかしくない内容だった。なかでも、土居聖真と柴崎岳のセンターラインは絶好調を維持している。彼ら二人が躍動した時、堅守を誇る広島を相手にしても、持ち前の攻撃力が発揮されるだろう。

 さらに、広島はミッドウィークにACLを戦っているが、鹿島は準備に十分な時間を割くことができた。相手を上回る運動量で試合を支配したいところだ。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
21 曽ヶ端準

DF
24 伊東幸敏
23 植田直通
15 昌子源
16 山本脩斗

MF
20 柴崎岳
40 小笠原満男
25 遠藤康
28 土居聖真
33 カイオ

FW
11 ダヴィ

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