http://www.asahi.com/articles/ASG4T4G6NG4TUJHB00K.html?iref=com_alist_6_05
サッカーJ1「鹿島アントラーズFC」(茨城県鹿嶋市)が報道機関向けに発行しているスタジアムの駐車証を偽造したとして、茨城新聞社(水戸市)は25日、元鉾田支局長の男性社員(53)を停職1カ月の懲戒処分にし、発表した。
同社によると、男性社員は3月、鹿嶋支社で保管していた駐車証をカラーコピーして偽造。その後、駐車証を貸してほしいと頼まれていた同社OGの知人女性に郵送した。この際、手元に自社の封筒がなかったため、アントラーズの封筒を使い、宛先の住所も書き間違えた。宛先不明扱いとなってアントラーズに返送され、偽造が発覚したという。
駐車証は、本拠の県立カシマサッカースタジアムで開かれる試合の取材用として発行されており、支社では誰でも持ち出せる状態だったという。男性は同社の調査に対し、「支社に取りに行ったり返したりするのがおっくうだった」と話し、昨年も同様に偽造してイベント取材や試合観戦で使ったと認めたという。
同社は「アントラーズやサポーター、読者の方々の信頼を裏切って大変申し訳ない。誰が駐車証を使ったかを記録する再発防止を徹底したい」としている。