
日刊鹿島アントラーズニュース
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2014年5月3日土曜日
◆【J1:第11節 柏 vs 鹿島】プレビュー:公式戦10戦負けなしの柏と、首位・鹿島が3連勝を懸けて激突。柏にとっては“勝点6”の価値のある大一番!(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00171994.html
5月3日(土)J1 第11節 柏 vs 鹿島(13:00KICK OFF/柏)
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「自分たちが蒔いてきたものを刈り取っていくために、良い時に鹿島と当たれたと思う」。ネルシーニョ監督はそう言って自信を覗かせた。
引き分け続きの状態から、第9節浦和戦、前節のG大阪戦と連勝を飾り、しかも共に逆転勝利という勢いの出る勝ち方で柏は首位・鹿島との一戦を迎えた。両チームの勝点差は4。勝てば1差まで肉薄できるとあって、大谷秀和も「勝点6の価値のあるゲーム」と捉えている。
一時はレアンドロの負傷離脱で懸念された攻撃面も、太田徹郎、茨田陽生らの活躍によって流れはスムーズになり、そこに左右のウイングバックが頻繁に絡むことで「前線5枚の攻撃の質が高まっている」(ネルシーニョ監督)という状況だ。特に2試合連続2発の田中順也の好調ぶりが目立ち、4ゴールの内訳を見ても、PK、右足コントロールシュート、左足ミドルシュート、フリーキックと全てが違うゴールパターンという点からも、田中の好調さが窺い知れる。
対する鹿島は、上記の通り現在は首位に立ち、柏と同じくこのゴールデンウィークの連戦では、広島、清水を相手に連勝してこの一戦を迎える。
これまでの老獪なイメージに加え、今年は数多くの若手選手が躍動し、そのフレッシュさゆえの走力、運動量という部分は侮れないレベルに来ている。労力を惜しまず、前線から果敢にプレスを仕掛け、結果も付いてきているためプレーには自信が漲っている様子だ。
もちろん若さゆえの勢いだけではなく、植田直通、昌子源のセンターバックコンビは、第9節では王者・広島を完封するなど高い実力を示し、攻撃陣もダヴィ頼みにならず、土居聖真は昨季第24節の対戦でも攻撃にアクセントを加えて柏を苦しめた力を持つ。さらに2列目にはスピードのあるカイオがいて、顔ぶれは多彩だ。
それでいて、スタメンを張る小笠原満男、清水戦で途中から出場した野沢拓也、青木剛と、経験豊富な選手の存在感も光る。総合的に見て、現在首位に立っていることが妥当と思わせるチームだ。
柏は前節のG大阪戦は、比較的自由に使えるスペースを見つけ出し、そこに茨田が起点となって前線の工藤壮人、田中、太田が絡んでテンポある攻撃を展開したが、鹿島相手にそこまでスペースが得られるとは思えない。何より、現在の柏の攻撃は茨田の展開力によるところが大きく、間違いなく鹿島はそこを消しにくるはず。そうなると鹿島の柴崎岳と茨田、年齢的にも近く、プレースタイルも似通った2人のパサーのどちらがイニシアチブを握るかで局面は大きく変わると思われる。
鹿島の2列目はサイドに張るだけではなくインサイドでプレーするケースも多く、柏からすれば、ダヴィと土居を含めて、3バックとダブルボランチがどうマークを受け渡していくのかも鍵。そこで後手を踏み、茨田が守備に追われる時間が長くなると、柏としては少々分が悪くなってしまう。
ただし、仮に押し込まれたとしても、工藤、田中、太田という攻撃の3枚は鹿島の守備陣にとっては掴みづらい選手だと思っている。ポストプレーと裏への動きを抜け目なく狙う工藤、外から射抜ける田中、派手さはないがゾーンの間で受けてリズムを作れる太田と、柏もその動きで鹿島の守備組織を撹乱し、プレーするスペースをわずかにでも見出したい。
首位に立つ鹿島が自分たちの力に自信を漲らせるように、柏もリーグ・カップを含めた公式戦は10戦負けなしという自負がある。3連勝を目指す両者の激突、激戦は必至だ。
以上
2014.05.02 Reported by 鈴木潤
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