日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年7月24日木曜日

◆鹿島、ジーコ御前試合でドロー…大宮がセットプレーで2度追いつく(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?143684-143684-fl

[7.23 J1第16節 鹿島2-2大宮 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームで大宮アルディージャと対戦し、2-2で引き分けた。2度のリードを守り切れず、リーグ再開後、2試合連続のドロー。降格圏の17位に低迷する大宮は2度のビハインドを追いつく粘りを見せたが、これで3試合連続の引き分けとなった。

 鹿島OBで元日本代表監督でもあるジーコ氏が見守る“御前試合”で鹿島が序盤から試合の主導権を握った。DF西大伍、DF山本脩斗の両SBが積極的なオーバーラップを見せ、良いリズムでゲームを進める中、セットプレーから先制点を奪った。

 前半34分の左CK。MF小笠原満男がマイナスに低いボールを入れると、MF遠藤康の左足のシュートをゴール前のFWダヴィがトラップから振り向きざまに右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 前半のシュート数は鹿島の9本に対し、大宮は0本。前節・広島戦(3-3)で途中出場し、2ゴールを決めた新戦力のFWムルジャが移籍後初先発を果たしたが、前半は見せ場らしい見せ場もつくれなかった。

 大宮は後半9分、元鹿島のMF増田誓志を投入。すると直後の12分だった。増田の右CKからDF菊地光将が競り合ってこぼれたボールをMF家長昭博が右足で押し込み、1-1の同点に追いついた。

 鹿島は1分後の後半13分、MF土居聖真の右クロスからダヴィが競ったこぼれ球をMFカイオが右足で豪快なバイシクルシュート。鮮やかな一撃で再び勝ち越したが、大宮も粘りを見せる。後半22分、またしても右CKからMF渡邉大剛のキックをファーサイドのDF高橋祥平が頭で折り返し、ムルジャがゴール前でキープ。後方に落としたボールを増田が右足で狙うと、シュートのこぼれ球をFWズラタンが左足で蹴り込んだ。

 終盤は鹿島が猛攻を見せたが、みたび勝ち越すことはできない。後半45分、途中出場のFW豊川雄太が放った右足シュートはポストを直撃。後半アディショナルタイムには右クロスに豊川がヘディングで合わせ、GKが前に弾いたこぼれ球を山本が押し込んだが、山本の位置がオフサイドだった。結局、試合はそのまま2-2で終了。勝ち点1を分け合う結果となった。

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