http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2014/09/11/0007318645.shtml
アジア大会に出場するU‐21日本代表が10日、千葉県内で全日本大学選抜と45分2本で練習試合を行い0‐0だった。
U‐21代表の中で明大サッカー部所属のDF室屋成(むろや・せい)は1本目に出場し、果敢なオーバーラップで攻撃に絡んだ。
身近な2人の活躍が、室屋の刺激になっていた。9日の日本代表‐ベネズエラで代表初出場初得点を記録したMF柴崎岳(鹿島)は青森山田高時代の2学年上の先輩。「守備でハードワークしていたし、あの運動量はすごい」とプレーに脱帽していた。
A代表もう1人の新星、FW武藤嘉紀(FC東京)とは、武藤が慶大サッカー部に所属していた時に直接対決した経験がある。室屋は「よっち君(武藤)のように去年までマッチアップしていた選手がA代表で得点を決めてるというのを見たら、自分だって間違いなく可能性はあると思う」と対抗心を燃やした。
武藤は慶大サッカー部を退部してプロに転じており、室屋も「チャンスがあるならばできるだけ早くプロに行きたいという気持ちはあります」。22歳の武藤、柴崎がロンドン五輪には出場できなかったが、その下のリオ世代を勇気づけている。