欧州CL決勝T1回戦第1戦(18日=日本時間19日、ドイツ・ゲルゼンキルヘンほか)2試合が行われ、シャルケ(ドイツ)の日本代表DF内田篤人(26)はホームでのレアル・マドリード(スペイン)戦にフル出場して攻守に奮闘したが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(30)に先制点を決められるなどチームは0-2で敗れた。FW柿谷曜一朗(25)のバーゼル(スイス)はホームでポルト(ポルトガル)と1-1で引き分けた。柿谷はベンチ外だった。
前回覇者のレアル・マドリードに力の差を見せつけられた。シャルケのDF内田が肩を落とした。
「簡単でないのは分かっていた。だからといってサクッと負けるわけにはいかないし、(試合の)入りはそんなに悪くなかった。でも、サクッと点を取られた」
レアルとは昨季も決勝トーナメント1回戦で顔を合わせ、内田が負傷で出場しない中、第1戦は1-6、2戦目も1-3と完敗。この日は雪辱を果たすはずが、返り討ちに遭った。
それでも内田は、攻守両面で輝きを見せた。前半26分にFWのC・ロナウドに先制点を許し、1点を追う後半29分。ロングパスに右サイドからDF裏へと抜け出してバックパス。FWプラッテのシュートはバーを直撃し、こぼれ球に詰めた内田は左足を振り抜いたが相手DFに当たってGKにキャッチされた。
同点は逃したが、唯一の決定機。「(ゴール前に)行けて1回か2回と思っていた。(マークする)マルセロの体の向きも悪かったので、絶対いけると思った」と悔しがった。
守備でもフランス代表FWベンゼマらと渡り合い、「大崩れはしていない。最後でしっかり止めたところもあったし」と胸を張り、C・ロナウドのまたぎフェイントにも「ボールは見ていない。目しか見ていなかった。抜きに来るのは1回だけだから」と惑わされることはなかった。
「全然諦めていないし、まだ半分だからね」と内田。3月10日(日本時間11日)の第2戦へと視線を上げた。 (円賀貴子通信員)
前回覇者のレアル・マドリードに力の差を見せつけられた。シャルケのDF内田が肩を落とした。
「簡単でないのは分かっていた。だからといってサクッと負けるわけにはいかないし、(試合の)入りはそんなに悪くなかった。でも、サクッと点を取られた」
レアルとは昨季も決勝トーナメント1回戦で顔を合わせ、内田が負傷で出場しない中、第1戦は1-6、2戦目も1-3と完敗。この日は雪辱を果たすはずが、返り討ちに遭った。
それでも内田は、攻守両面で輝きを見せた。前半26分にFWのC・ロナウドに先制点を許し、1点を追う後半29分。ロングパスに右サイドからDF裏へと抜け出してバックパス。FWプラッテのシュートはバーを直撃し、こぼれ球に詰めた内田は左足を振り抜いたが相手DFに当たってGKにキャッチされた。
同点は逃したが、唯一の決定機。「(ゴール前に)行けて1回か2回と思っていた。(マークする)マルセロの体の向きも悪かったので、絶対いけると思った」と悔しがった。
守備でもフランス代表FWベンゼマらと渡り合い、「大崩れはしていない。最後でしっかり止めたところもあったし」と胸を張り、C・ロナウドのまたぎフェイントにも「ボールは見ていない。目しか見ていなかった。抜きに来るのは1回だけだから」と惑わされることはなかった。
「全然諦めていないし、まだ半分だからね」と内田。3月10日(日本時間11日)の第2戦へと視線を上げた。 (円賀貴子通信員)