シャルケはDF内田篤人が練習を10日間休むことを発表し、その後にあらためてひざの状態を見る予定だと伝えた。ドイツ『キッカー』では、その判断が遅かったことで、クラブの対応を疑問視する意見が述べられている。
右の膝蓋腱(しつがいけん)の炎症に悩まされる日本代表の右SBだが、今後10日間はトレーニングを控えるとのこと。ドイツ代表のチームドクターを務めるハンス=ウィヘルム・ミュラー=ヴォールファルト氏の診察を受けた結果、練習を休止することを勧められたという。
内田のリハビリの方針や練習復帰の可能性は、10日後に判断されるようだ。クラブは20日、日本語の公式ツイッターで以下のように伝えた。
「長引く膝蓋腱の問題のため、内田選手はトレーニングを10日間休止することになりました。休養後の状態により、その後の治療・トレーニング方針が決定される予定です」
先月10日のRマドリード戦以来、ベンチ入りするも出場機会のなかった内田は、19日のブンデスリーガ第29節、ウォルフスブルク戦でついにベンチメンバーからも外れた。『キッカー』は、練習を控えさせるという「唯一の論理的な判断を、所属クラブの医療スタッフがなぜより早い段階で下さなかったのかが謎のまま」と疑問を投げかけている。
内田のひざの治療法をめぐっては、クラブと日本代表の間の意見の食い違いも報じられていた。今月末の発表に注目が集まる。(Goal.com)