http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/11/18/kiji/K20151118011529080.html
Ｊ２Ｃ大阪は１７日、パウロ・アウトゥオリ監督（５９）の退任と大熊清強化部長（５１）の新監督就任を発表した。
最近５試合連続勝ちなしと苦戦していた中で、最終節１試合を残す状況での事実上の解任。監督代行を除けば、Ｊリーグ史上最も遅いシーズン中での監督交代となった。大阪市此花区で緊急会見を開いた玉田社長は「本当はもう少し早く代えれば良かったのかもしれないが、最後に残されたタイミング。（監督交代を）今やらないと悔いが残ると思った」と説明した。
すでにＪ１昇格プレーオフ（ＰＯ）進出は確定しており、２３日の最終節東京Ｖ戦で４位か５位かが確定する。ＰＯを含め今季は残り最大３試合。同社長が「３試合限定」と語ったように、強化部長兼務の大熊監督が指揮を執るのは今季限りで、来季からは再び強化部長専任の予定となっている。「“球際のところで負けるな”とか、原点や本質のところを見直してほしい」と選手たちに要求した新監督。昨季も含めれば、２シーズンで４度目の監督交代。１年でのＪ１復帰へ、Ｃ大阪が終盤戦で賭けに出た。