日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年11月18日水曜日
◆【奥野サッカー道】大学サッカー観戦オススメ(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20151117-OHT1T50128.html
先日行われた「第89回関東大学リーグ1部」の最終戦、早稲田大対法政大戦を観戦。母校の早大が勝ち、19年ぶり26度目の優勝を果たしました。OBが一体となって母校を応援すると、私自身もまるで学生時代に戻ったような錯覚がありました。仲間と共に努力した日々が、今の大学生のプレーする姿と重なって見えました。
「このグラウンドには、いろいろなものがたくさん落ちている」―。私の学生時代、早大ア式蹴球部(サッカー部)のコーチであった加藤久さん(元日本代表)の言葉です。「伝統、努力、協力、信頼、献身、継続、誠実、尊重…」などなど、グラウンドから多くを学びました。
その後、私が入団した鹿島アントラーズの選手ロッカールームの入り口には、額が飾られています。『「献身、誠実、尊重」、アントラーズファミリー、ジーコスピリット』。まさに学生時代にグラウンドから学んだのと同じことが、クラブにも貼られていたのです。
「自分で考えて、実践する」。昔と変わらず、今の学生たちからもその姿勢が感じられました。大学サッカーで得たものが、そのままプロで活躍するための大きな武器や助けとなることは、私が体験済みです。プロの道に進む選手にとっても貴重な実践の場、学生サッカーを一度観戦してみてはいかがですか。(前山形監督・奥野僚右)
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