日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年2月5日金曜日

◆[ニューイヤー杯]新戦力11人先発の千葉がGK櫛引&DF植田先発の鹿島に勝利、宮崎R優勝!!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?182354-182354-fl

[2.4 ニューイヤー杯宮崎R 千葉1-0鹿島 宮崎県陸]

 ニューイヤー杯の宮崎ラウンド第3戦が4日にKIRISHIMAハイビスカス陸上競技場(略称:宮崎県陸)で行われた。全勝対決となった一戦はジェフユナイテッド千葉が鹿島アントラーズに1-0で勝利。宮崎ラウンド3連勝を果たし、優勝を決めた。

 互いに4-4-2システムを採用。U-23日本代表の手倉森誠監督がスタンドで見守る前での一戦。鹿島はリオ五輪最終予選を兼ねたAFC U-23選手権を制したU-23日本代表のGK櫛引政敏とDF植田直通が先発。DFラインは右から西大伍、植田、昌子源、山本脩斗でダブルボランチは柴崎岳と小笠原満男。2列目右に遠藤康、左に中村充孝。2トップをFW赤崎秀平とFWジネイが務めた。

 対する千葉は先発11人の全員が新戦力。GK佐藤優也、DFラインは右から多々良敦斗、イ・ジュヨン、近藤直也、阿部翔平。ダブルボランチをMFアランダとMF山本真希が務め、2列目は右にMF小池純輝、左にMF長澤和輝。2トップはFWエウトンとFW船山貴之が組んだ。

 前半は鹿島が主導権を握る。前半16分には西の右クロスから走り込んだ中村が右足シュートを打つも枠外。前半34分には赤崎から受けた遠藤がゴール前へ入れるが、GK佐藤にクリアされる。ファーサイドで拾った中村が前進してのシュートを放つも枠を捉えることはできなかった。同45分には西のスルーパスから赤崎が右サイドへ展開。詰めた中村がシュートを狙うがサイドネットに外れた。

 対する千葉は押し込まれる場面が続くも、45分間を耐え切った。中盤で小笠原が保持したボールをエウトンが奪取。横パスを受けた長澤がドリブルで持ち込みシュートを狙うが枠を外れるなど、少ないチャンスをものにすることはできず。0-0で前半を終えた。

 後半開始とともに互いに選手交代。千葉は小池と山本に代わり、MF井出遥也とMF佐藤勇人を投入し、鹿島はジネイに代えて、FW高崎寛之をピッチへ送る。

 後半に入り、徐々に攻勢を強めたのは千葉。後半6分には右サイドライン際のパスに船山が抜け出すも、飛び出てきたGK櫛引のファウルを受けて転倒。このプレーで櫛引は警告を受けた。同14分にはPA右で仕掛けた佐藤勇が後方へ戻し、受けた多々良が中央へ折り返す。ファーサイドに詰めていた船山が放ったシュートはDFの背中に当たった。同21分には長澤に代わり、DF北爪健吾を投入する。

 後半24分には鹿島がセットプレーで決定機。PA手前右から遠藤のFKはクロスバーを叩く。直後のFKでは遠藤の横パスに走りこんだ植田がミドルシュートを放つも枠を大きく外れていった。

 すると後半31分についに試合は動く。中央で受けたアランダが右サイドへスルーパス。抜けた船山がドリブルで上がり、中央へ折り返す。詰めていたアランダがシュートを放つと、ゴール前左のエウトンがわずかに触り、ネットを揺らす。千葉が1-0と先制に成功した。

 鹿島は後半26分に赤崎に代えて、19歳のMF鈴木優磨を投入。失点後の後半34分には中村に代わり、MF杉本太郎をピッチへ送る。後半アディショナルタイム2分には味方が競ったボールを拾った杉本がPA左からシュートを打つも枠外。同3分に千葉は船山に代え、DF乾貴哉を投入。そのまま試合は終了し、千葉が1-0で勝利した。


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