日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2016年7月20日水曜日
◆興梠 決意のU23初合流「OAは即戦力」使命は日の丸初ゴール(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/20/kiji/K20160720012998530.html
リオデジャネイロ五輪に臨む男子日本代表が19日、千葉県内で国内合宿をスタートさせた。オーバーエージ(OA)枠で選出されたFW興梠慎三(29=浦和)、DF塩谷司(27=広島)、DF藤春広輝(27=G大阪)の3人が合流。日本代表で国際Aマッチ16試合無得点の興梠は、初の国際大会で、即戦力として活躍することを誓った。日本代表は21日にブラジルに出発する。
大量の汗を流しながら興梠はランニングで先頭を走った。この日がU―23世代の選手たちとの初融合。軽めのメニューに終始した初日から、課せられた使命への自覚は十分だった。「積極的に(後輩と)しゃべりたい。おとなしい選手もいるので嫌われない程度にやりたい」とジョークを飛ばしつつ、「OAは即戦力で何かをやる立ち位置。それを重々承知で臨む」と決意を込めた。
持ち味はポストプレーだが、得点での貢献も大きなテーマだ。J1では鹿島時代の12年から5年連続2桁得点。リーグ屈指のストライカーとしての地位を築いたものの、日本代表では国際Aマッチ16試合に出場しながらノーゴール。U―22代表として臨んだ07年北京五輪予選も無得点だった。04年にU―18代表に選出されてから代表での得点は同年9月の対U―18東北代表戦のみで、海外勢相手には1点もない。
昨年8月の東アジア杯(中国・武漢)では浦和のチームメートである武藤がデビュー戦ゴールを含む2戦2発。その活躍を横目に「俺は代表には縁がないのかな…」と弱音を吐いたこともある。「チームでやっていることが評価されて呼ばれている。特別何かを求められるわけではない」。そう話すが、日の丸初ゴールを決めることこそが勝利に直結することは分かっている。
初の国際舞台に臨む興梠に地元の期待も高い。20日には鵬翔(宮崎)時代の松崎博美総監督から宿舎に寄せ書きの日の丸フラッグが届けられる。悩んでいたOA枠での出場の背中を押した恩師が地元・宮崎の県知事、県協会関係者らのメッセージを集めたという。五輪ムードが高まる中、「プレッシャーをかけすぎるのもよくない。平常心でやることが大事」。大舞台を30歳で迎えるストライカーは決戦に向けて集中力を高めていく。
Ads by Google
日刊鹿島
過去の記事
- ► 2024 (1034)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ▼ 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)