
日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年9月4日日曜日
◆第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51913
天皇杯 2回戦
赤崎、柴崎、鈴木!富山を3-0で撃破して、3回戦進出!
6大会ぶりの優勝を目指して、天皇杯初戦となる2回戦に臨んだ鹿島がJ3の富山から3点を奪い、完封勝利を収めた。これで鹿島は石井監督の復帰初戦を勝利で祝うとともに、次の3回戦では岩政、豊川らが所属するJ2岡山と対戦する。
序盤、「勝つことを目標にしてやる」(三浦監督)という富山の早い動き出しに手こずる場面もあったがうまく抑え込み、自分たちのペースに持ち込んだ。そして35分、小笠原のパスを受けたファブリシオがいい動きからゴール前へ意表を突いたパスを出す。これを2日前に誕生日を迎えたばかりの赤崎がダイレクトで合わせ、待望の先制ゴールを生んだ。



その4分後、今日は右サイドハーフに入った柴崎が左足で芸術的なミドルシュートを決め、早くも2-0とした。この2点のリードで精神的な余裕も出たのか、鹿島は富山を圧倒して前半を終えた。



後半に入っても、鹿島の優位は代わらない。そして59分、柴崎が右サイドから鋭いクロスを上げ、これを今度は鈴木がダイレクトで合わせ、リードを3点に広げた。













ここからまた攻めの時間が長くなってきた鹿島だったが、最後の15分は石井監督が「非常に不安定だった」と振り返ったように危ないシーンも多くなった。しかしこの試合だけは絶対にクリーンシートで終えようという選手たちの気持ちが富山の攻撃を封じ込めた。
終わってみれば、3-0の完封。石井監督の復帰を祝うとともに3回戦進出を決めた。「サポーターの皆さんの応援が嬉しかった」という石井監督にも笑顔があり、試合後のロッカールームも沸きに沸いた。ここから新たな歩みが始まる。

【この試合のトピックス】
・ファブリシオが公式戦初先発。
・鈴木が公式戦4試合連続ゴール。
・2日前に誕生日だった赤崎が、バースデーゴール。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・相手の動きに対してマークをはっきりさせ、しっかりついていくこと。
・距離感、ポジショニングを意識しながらサイドを起点に攻撃しよう。
・後半立ち上がりから相手に厳しくプレッシャーをかけていくこと。
カターレ富山:三浦 泰年
・後半立ち上がりから粘り強く、まず守ろう。
・もっと思い切ってシュートを狙おう。
・追加点を与えず1本取り返そう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
私たちにとって天皇杯の初戦となるこの2回戦だったが、前半に2点取れていい戦い方ができた。後半にも追加点が取れたことも良かった。残り15分は非常に不安定となったが、耐えたことは評価したい。自分自身も復帰して1戦目ということで、サポーターの皆さんも応援してくださったし、選手たちもしっかり戦ってくれた。私個人にとっても、非常に嬉しい試合だった。
Q. 2試合ぶりの指揮だったが?
A. 横浜FM戦もそうだったが、本来の自分たちのプレーが出て来たし、選手たちの気持ちも伝わってきた。最後の15分は別として、前半のような戦いがこれからも出来ればいいと思う。
Q. 復帰にあたって、心がけたことは?
A. 自分自身としては平常心を保って入ろうと思った。ミーティングのやり方も工夫して、選手たちの集中力を高めるようにした。チームの勝利のため、何をしなければいけないかを考えた。
カターレ富山:三浦 泰年
我々の天皇杯の戦いはこれで終わるが、選手たちは勝つことを目標にして戦った。全てにおけるスピードの違いも感じただろうし、体の入れ方1つ取っても、J3とは違うことも感じてくれたと思う。J1のチーム、特にアントラーズは隙を狙う精度、早い切り替え、球際のプレーなどJ3の我々に対してもしっかりやってくることを肌で感じたことは、選手として、チームとして、そしてクラブとして貴重な経験。少し上積みができたと思う。ただもう少しラインを2mでも3mでも押し上げることができれば、失点もしなかった。前半で試合を決められるのではなく、もう少し粘りたかった。天皇杯は下のカテゴリーでもこういう素晴らしい環境で戦える、貴重な大会。日本の誇りある大会として、これから永く続いて欲しい。サポーターも多く来てくれた。感謝したい。またJ3の戦いに向けて準備を始める。
選手コメント
[試合後]
【三竿 健斗】
交代の指示はセットプレーでのマークの付き方だけだった。ソッコのポジションにそのまま入った。ヘディングの練習はしていた。こういう試合で出すためにやっていた。試合にはリラックスして入れた。しなくてもいいミスをしているので、次のチャンスではしっかりモノに出来るようにしたい。
【ブエノ】
立ち上がりが良くなかった。その中でしっかり守った。うちのポゼッションは良かったし、カウンターも狙っていた。ソッコとのコミュニケーションを心配していたが、試合の中では全く問題なかった。鳥栖戦以来の出場だったが、試合勘も大丈夫だった。絶対に勝ちたいと思っていた試合。最後、健斗が入ったけど、相手のボールをはね返してくれて助かった。
【赤﨑 秀平】
得点が前半に入るとガラッと変わるのを、身にしみて感じた。岳がサイドハーフということで、右で作ってサイドチェンジをして脩斗くん、ファブリシオを使っていこうと話していた。実際には右サイドで作ることができず、シュートも少なく、なかなかリズムに乗れなかった。(得点は)ファブリシオがシュートを打ったらさわってコースを変えるか、GKがはじいたところを詰めようと思っていた。練習から良くなっていて質も高いので、試合でも良くなっていると思う。
【鈴木 優磨】
天皇杯は難しさがあるけど、勝てて良かった。(ゴールシーンは)うしろから前に入ることができて、岳君がいいタイミングでくれた。ミートすることだけを考えていた。個人的には2点は決めないといけなかった。満男さんにも言われたけど、まだ1点ずつしかとれていない。世界のスタープレーヤーは3、4点とることもある。もっと点をとってチームメートにも信頼してもらえるようになりたい。そうすれば相手からも怖い存在になる。練習から頑張ります。
【曽ケ端 準】
相手が前から来ていたが、うまく回して突破口を探しながらできたと思う。相手も全部が前から来ていたわけではなかったが、前半に点をとれると楽になる。常に勝利を目指すのは変わらない。天皇杯初戦は難しいと感じていたので、勝てて良かった。
赤崎、柴崎、鈴木!富山を3-0で撃破して、3回戦進出!
6大会ぶりの優勝を目指して、天皇杯初戦となる2回戦に臨んだ鹿島がJ3の富山から3点を奪い、完封勝利を収めた。これで鹿島は石井監督の復帰初戦を勝利で祝うとともに、次の3回戦では岩政、豊川らが所属するJ2岡山と対戦する。
序盤、「勝つことを目標にしてやる」(三浦監督)という富山の早い動き出しに手こずる場面もあったがうまく抑え込み、自分たちのペースに持ち込んだ。そして35分、小笠原のパスを受けたファブリシオがいい動きからゴール前へ意表を突いたパスを出す。これを2日前に誕生日を迎えたばかりの赤崎がダイレクトで合わせ、待望の先制ゴールを生んだ。
その4分後、今日は右サイドハーフに入った柴崎が左足で芸術的なミドルシュートを決め、早くも2-0とした。この2点のリードで精神的な余裕も出たのか、鹿島は富山を圧倒して前半を終えた。
後半に入っても、鹿島の優位は代わらない。そして59分、柴崎が右サイドから鋭いクロスを上げ、これを今度は鈴木がダイレクトで合わせ、リードを3点に広げた。
ここからまた攻めの時間が長くなってきた鹿島だったが、最後の15分は石井監督が「非常に不安定だった」と振り返ったように危ないシーンも多くなった。しかしこの試合だけは絶対にクリーンシートで終えようという選手たちの気持ちが富山の攻撃を封じ込めた。
終わってみれば、3-0の完封。石井監督の復帰を祝うとともに3回戦進出を決めた。「サポーターの皆さんの応援が嬉しかった」という石井監督にも笑顔があり、試合後のロッカールームも沸きに沸いた。ここから新たな歩みが始まる。
【この試合のトピックス】
・ファブリシオが公式戦初先発。
・鈴木が公式戦4試合連続ゴール。
・2日前に誕生日だった赤崎が、バースデーゴール。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・相手の動きに対してマークをはっきりさせ、しっかりついていくこと。
・距離感、ポジショニングを意識しながらサイドを起点に攻撃しよう。
・後半立ち上がりから相手に厳しくプレッシャーをかけていくこと。
カターレ富山:三浦 泰年
・後半立ち上がりから粘り強く、まず守ろう。
・もっと思い切ってシュートを狙おう。
・追加点を与えず1本取り返そう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
私たちにとって天皇杯の初戦となるこの2回戦だったが、前半に2点取れていい戦い方ができた。後半にも追加点が取れたことも良かった。残り15分は非常に不安定となったが、耐えたことは評価したい。自分自身も復帰して1戦目ということで、サポーターの皆さんも応援してくださったし、選手たちもしっかり戦ってくれた。私個人にとっても、非常に嬉しい試合だった。
Q. 2試合ぶりの指揮だったが?
A. 横浜FM戦もそうだったが、本来の自分たちのプレーが出て来たし、選手たちの気持ちも伝わってきた。最後の15分は別として、前半のような戦いがこれからも出来ればいいと思う。
Q. 復帰にあたって、心がけたことは?
A. 自分自身としては平常心を保って入ろうと思った。ミーティングのやり方も工夫して、選手たちの集中力を高めるようにした。チームの勝利のため、何をしなければいけないかを考えた。
カターレ富山:三浦 泰年
我々の天皇杯の戦いはこれで終わるが、選手たちは勝つことを目標にして戦った。全てにおけるスピードの違いも感じただろうし、体の入れ方1つ取っても、J3とは違うことも感じてくれたと思う。J1のチーム、特にアントラーズは隙を狙う精度、早い切り替え、球際のプレーなどJ3の我々に対してもしっかりやってくることを肌で感じたことは、選手として、チームとして、そしてクラブとして貴重な経験。少し上積みができたと思う。ただもう少しラインを2mでも3mでも押し上げることができれば、失点もしなかった。前半で試合を決められるのではなく、もう少し粘りたかった。天皇杯は下のカテゴリーでもこういう素晴らしい環境で戦える、貴重な大会。日本の誇りある大会として、これから永く続いて欲しい。サポーターも多く来てくれた。感謝したい。またJ3の戦いに向けて準備を始める。
選手コメント
[試合後]
【三竿 健斗】
交代の指示はセットプレーでのマークの付き方だけだった。ソッコのポジションにそのまま入った。ヘディングの練習はしていた。こういう試合で出すためにやっていた。試合にはリラックスして入れた。しなくてもいいミスをしているので、次のチャンスではしっかりモノに出来るようにしたい。
【ブエノ】
立ち上がりが良くなかった。その中でしっかり守った。うちのポゼッションは良かったし、カウンターも狙っていた。ソッコとのコミュニケーションを心配していたが、試合の中では全く問題なかった。鳥栖戦以来の出場だったが、試合勘も大丈夫だった。絶対に勝ちたいと思っていた試合。最後、健斗が入ったけど、相手のボールをはね返してくれて助かった。
【赤﨑 秀平】
得点が前半に入るとガラッと変わるのを、身にしみて感じた。岳がサイドハーフということで、右で作ってサイドチェンジをして脩斗くん、ファブリシオを使っていこうと話していた。実際には右サイドで作ることができず、シュートも少なく、なかなかリズムに乗れなかった。(得点は)ファブリシオがシュートを打ったらさわってコースを変えるか、GKがはじいたところを詰めようと思っていた。練習から良くなっていて質も高いので、試合でも良くなっていると思う。
【鈴木 優磨】
天皇杯は難しさがあるけど、勝てて良かった。(ゴールシーンは)うしろから前に入ることができて、岳君がいいタイミングでくれた。ミートすることだけを考えていた。個人的には2点は決めないといけなかった。満男さんにも言われたけど、まだ1点ずつしかとれていない。世界のスタープレーヤーは3、4点とることもある。もっと点をとってチームメートにも信頼してもらえるようになりたい。そうすれば相手からも怖い存在になる。練習から頑張ります。
【曽ケ端 準】
相手が前から来ていたが、うまく回して突破口を探しながらできたと思う。相手も全部が前から来ていたわけではなかったが、前半に点をとれると楽になる。常に勝利を目指すのは変わらない。天皇杯初戦は難しいと感じていたので、勝てて良かった。
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