日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月16日金曜日

◆ハリル監督、鹿島・金崎の再招集検討へ 6戦5発大活躍で再評価(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161216/jpn16121605030001-n1.html

金崎に日本代表復帰の可能性が浮上。CSからクラブW杯にかけての活躍がハリル監督の目を引いた

 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)が、クラブW杯決勝に進出した鹿島のFW金崎夢生(27)の代表再招集を検討していることが15日、分かった。クラブW杯は同日、準決勝もう1試合を行い、欧州代表のレアル・マドリード(スペイン)が北中米カリブ海代表のアメリカ(メキシコ)に2-0で快勝。指揮官として日本初上陸のジネディーヌ・ジダン監督(44)は、ホッと胸をなで下ろした。

ハリルホジッチ監督(右)は金崎(左)のチームでの“造反”を許さず、日本代表から追放していた

 前日14日のクラブW杯準決勝で南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)を破り、アジア勢初の決勝進出を果たした鹿島。Jリーグチャンピオンシップ(CS)から6戦5発と絶好調をキープするエースFW金崎の日本代表復帰の可能性が、急浮上した。

 日本代表のハリルホジッチ監督はCSやクラブW杯での活躍を受けて、実力を再評価。複数の関係者によると、来年3月のW杯アジア最終予選再開まで「あのパフォーマンスを続けてもらえれば」という条件付きながら、代表に呼び戻す考えを示唆したという。

 金崎は8月のリーグ戦・湘南戦で石井監督に途中交代を命じられ、激怒して暴言。チームへの許されざる造反行為と見なされて、ハリルホジッチ監督から日本代表からの“無期限追放”を宣告され、6月7日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦を最後に招集されていない。

 日本代表はアジア最終予選B組で現在、勝ち点10でサウジアラビアに続く2位。本戦進出圏内にいるものの、9月の初戦では格下のアラブ首長国連邦(UAE)に1-2でいきなり黒星を喫するなど、常に首の皮一枚の戦いが続いている。勝負強さを見せる金崎を、来年3月23日のUAE戦から再開する最終予選の起爆剤とする考えだ。

 金崎は「俺が悪いから」と日本代表については多くを語らず、鹿島での活躍をステップに再度の海外移籍も視野に入れている。18日のクラブW杯決勝(横浜)で結果を残し、代表復帰と欧州移籍へ弾みをつける。

金崎 夢生(かなざき・むう)
 FW。1989(平成元)年2月16日生まれ、27歳。三重・津市出身。小2でフットサルを始め、サッカーは中学校入学後に開始。兵庫・滝川二高から2007年に大分入団。名古屋、ニュルンベルク(ドイツ)、ポルティモネンセ(ポルトガル)を経て15年2月に鹿島。今季開幕前に完全移籍した。代表デビューは09年1月のイエメン戦。J1今季30試合10得点、同通算208試合35得点。代表通算10試合2得点。1メートル80、70キロ。

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