日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月3日土曜日

◆JリーグCS決勝、3日第2戦 鹿島、狙え逆転V(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14806874121092

先発出場が濃厚な鹿島の柴崎(左)=クラブハウスグラウンド

J1の年間王座を争う明治安田チャンピオンシップ(CS)決勝第2戦は3日、埼玉スタジアムで行う。7季ぶり8度目のリーグ制覇を狙う鹿島(第1ステージ優勝、年間勝ち点3位)は、10季ぶり2度目の頂点を目指す浦和(第2ステージ優勝、同1位)との最終決戦に臨む。キックオフは午後7時半。両チームは2日、それぞれ最終調整をした。

鹿島はクラブハウスグラウンドで、セットプレーでの守備やミニゲームを1時間半実施した。全体練習は選手、スタッフ全員が円陣を組んで締めくくり、石井監督は「ここで勝てばJリーグチャンピオンだ」と選手たちにハッパを掛け、逆転優勝へムードを高めた。

第1戦は0-1で敗れたため、鹿島が優勝するには敵地で2得点以上の勝利が必要だ。条件が明確なだけに、序盤から攻勢を仕掛けたい。注目は左の攻撃的MFでの先発が確実視される柴崎。右足痛で第1戦は途中出場となったが、精度の高いパスで攻撃にリズムを与えた背番号10は「まず1点決め自分たちに流れを引き寄せる」と、静かに闘志を燃やす。

第1戦で左足を痛め、1日の練習を休んだ金崎はこの日はフルメニューをこなした。石井監督は金崎の状態を「きょうよりあすと、確実に良くなる」と話しており、先発の可能性が出てきた。今季チームの躍進を支えたエースが出場すれば心強い。CS準決勝で右肩を痛め、第1戦はベンチから外れた鈴木もメンバー入りが濃厚。チーム状況は決して万全とはいえないが、石井監督は「全ての力を集結して勝ちに向かう」と、年間勝ち点3位からの下克上、逆転優勝へ執念を燃やした。 (藤崎徹)

■優勝の条件
ホームアンドアウェー方式で2試合を行い、ともに延長戦はなし。2試合を終了した時点で勝利数が多いチームが優勝。勝利数が同じ場合は、(1)2試合の得失点差(2)アウェーゴール数(3)(2)までが同じ場合、年間勝ち点1位の浦和が優勝。鹿島はホームでの第1戦で0-1で敗れたため、第2戦で2得点以上の勝利が優勝の条件となる。鹿島は1-0で勝利しても(1)(2)の条件で並ぶため、浦和の優勝が決まる。



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