日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年5月4日木曜日

◆【浦和 vs 鹿島】 ウォーミングアップコラム:鹿島戦に挑む宇賀神友弥「あの時の記憶がないくらい」(J's GOAL)




絶対に負けられない試合をこれ以上落とすわけにはいかない。前節、浦和は大宮とのさいたまダービーに0ー1で敗れた。それまで公式戦6連勝と波に乗り、JリーグでもACLでも結果を出していたが、そんなことは関係ない。試合後、浦和サポーターから激しいブーイングが飛んだことからも分かる。大宮に敗れる、その事実は受け入れがたいものなのだ。

宇賀神友弥(写真)も大宮に負けることの意味をよく理解している。「僕はすごく大事な一戦だと捉えています。今シーズン、ここまで非常にいい結果は出ていますけど、それは関係なく、そこで勝てなければブーイングされるのは当たり前だと思います」と厳しい批判を受け入れた。

34分の1、という風には割り切れない。それが大宮とのダービーだが、今節戦う鹿島との試合もそうだ。鹿島とは過去にも様々な因縁があり、選手にとってもサポーターにとっても憎き相手だ。とりわけ、すぐに思い出されるのはやはり昨年の苦々しい記憶だろう。

年間勝点1位に輝いた浦和は鹿島とのチャンピオンシップ決勝の第1戦で先勝した。しかも、第2戦でも開始早々にリードを奪って優位な状況に立ったにもかかわらず、終盤に逆転を許し、つかみかけていた栄誉を目の前で奪い去られたのだ。

その無念さたるや尋常ではない。宇賀神にとっては「悔しすぎてあの時の記憶がないくらい」と振り返るほど強烈な衝撃を受けた一戦だった。そういった因縁の相手にホームで屈するわけにはいかない。

文:神谷正明(浦和担当)


明治安田生命J1リーグ 第10節
5月4日(木)14:00KO 埼玉
浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ

http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00031002/

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