日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年9月2日土曜日
◆鹿島再び倒す!ベガルタ、3日ルヴァン杯準々決勝第2戦(サンスポ)
J1ベガルタ仙台は3日、ルヴァン杯準々決勝第2戦でアウェー鹿島戦を行う(18時、カシマ)。8月30日の第1戦は、リーグ首位を走る鹿島を3-1で下し、クラブ初のベスト4へ王手。これをきっかけに渡辺晋監督(43)は9月反攻を誓った。チームは31日、仙台市泉区の泉サッカー場で約1時間半の練習を行った。
鹿島戦での金星から一夜明け、8月最後の1日は控え組中心の練習。渡辺監督は引き締めるように大声を出し続けた。
「やはりアウェーで(鹿島に)点を与えてしまった。4点目、5点目を取るチャンスがあったので、もっとアドバンテージをもちたかった」
3-1で快勝したが、決して満足していない。鹿島は後半に退場者を出して2減の9人となっただけに、わずか3得点に悔しさを残した。
第2戦はアウェー。リーグ首位に立つ昨年のJリーグ王者に油断は禁物だが、公式戦では6月4日のホーム甲府以来、11試合ぶりの3得点で、課題だった攻撃陣に明るい材料だ。
ルヴァン杯ではクラブ史上初のベスト4に王手をかけたが、リーグ戦は12位で、目標として掲げた「トップ5入り」は達成していない。9月は9位の鳥栖、10位のFC東京、5位のC大阪と上位対決が続くが、逆に直接たたけば、一気に上位もみえてくる。
「トップ5は可能性がある限り目指していく。残り10試合ですからラストスパート。全部のゲームに勝つ気持ちで臨まないといけない」
リーグ戦はカウントダウンに入った。鹿島とのルヴァン杯準々決勝が終わった後、選手には終盤10試合でどう勝ち点を積み上げていくかをミーティングで伝える。
「リーグ戦は、負けても勝っても次のゲームがある。その積み重ねが34試合で、1年の成果が如実に現れる。今までの勝ち点(29)は到底満足できるものではない。残り10試合、どれだけ取り返せるかにエネルギーを注がないといけない」
渡辺監督の頭には、守備と攻撃に新たなアイデアとオプションがあるという。鹿島に勝ち、勢いに乗るベガルタ。9月攻勢で一気に上位を狙う。 (石井彰)
鹿島再び倒す!ベガルタ、3日ルヴァン杯準々決勝第2戦
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