J1鹿島アントラーズは17日、茨城・鹿嶋市内で練習を行い、約1時間半、紅白戦などで汗を流した。
第32節の浦和レッズ戦(カシマ)は、浦和がACL決勝に進出したため5日に消化済みで、今週は試合がない。18日のリーグ戦で2位川崎フロンターレが敗れると優勝が決まる状況だが、主将のMF小笠原満男(38)は「(川崎Fの敗戦を)期待してもしょうがない。残り2試合しっかりやるだけ」と話した。18日は午前に通常通り練習を行うのみで、川崎F戦を選手らが集まって観戦する予定はないという。
また、この日は日本代表の欧州遠征メンバーに招集されていたDF昌子源(24)がチームに合流。ブラジル戦、ベルギー戦ともに出番はなかったが「(悔しさを)引っ張ることはないです。今は鹿島も大事だと思うし、この悔しさをリーグ戦にぶつけるということもない。しっかりと切り替えていきたい」と話した。
ベンチから見た2試合については、実力差を認めつつも「やれる手応えがある部分もあった。最後の大事なところでミスがあったり、そういうところだと思う」。
印象に残った選手については「(ブラジルの)マルセロは絶対にバックパスをしない。どんなパスがきても絶対に前を向いていたし、ブラジルの選手はプレスにいっても最初のワントラップではがしてくる技術があった。あとはベルギーのデブルイネは群を抜いていましたね。ミスがほぼないし、輝いてました」と振り返った。
鹿島小笠原「期待しても…」川崎Fの結果気にしない