「明治安田生命J1、鹿島6-2柏」(22日、カシマサッカースタジアム)
鹿島がゴールラッシュで圧勝した。
突破口は前半11分、FW鈴木が、ゴール前の混戦から倒れ込みながらも泥臭く、右足を振り抜いて先制。同点とされて迎えた同41分には、ペナルティーエリア右外から、ゴールと平行に中央へドリブル。今度は左足で逆転ゴールを豪快に決めた。
同45分には鈴木の右からのクロスをMF中村が決めて、前半を3-0で折り返した。
勢いは後半になっても止まらない。14分にはFW土居が中央から縦を狙ったパスが相手DFに当たるが、そのこぼれ球を自ら決めて4点目。同17分にはMF安部が、MF三竿健の右クロスに合わせて5点目。とどめは同20分。DF安西が自陣からのドリブルで中央突破して独走。うれしいJ1初ゴールで締めくくった。
2ゴール1アシストの鈴木は「会場中が3点とってくれという雰囲気だった。とれずに残念」とハットトリックを逃したことを悔やんだ。
安西は「いいところでボールを受けられた。(相手の)CBの人が飛び込んできて、かわした瞬間いけると思った。(J1初ゴールは)素直にうれしい気持ち」と喜びを口にする。その一方で、「守備のところで僕のサイドがやられた。(昌子)源くんが助けてくれた。源くんの負担を減らせるようにしていきたい」と反省も忘れなかった。
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鹿島6ゴール圧勝 2G1Aの鈴木ハット逃して「残念」