明治安田生命J1リーグは24日に第33節の9試合が行われる。
明治安田生命J1リーグは24日に第33節の9試合が開催。前節、川崎フロンターレの連覇が決まったが、ACL争いは7クラブが争う大混戦のまま残り2試合を迎える。その条件を整理する。
■順位表(第32節終了時)
1位:川崎フロンターレ(63、27)ACL出場権獲得
2位:サンフレッチェ広島(56、13)
3位:鹿島アントラーズ(52、8)
――ACL出場権――
4位:北海道コンサドーレ札幌(51、-2)
5位:FC東京(50、8)
6位:浦和レッズ(48、12)
7位:清水エスパルス(47、8)
8位:セレッソ大阪(47、3)
※カッコ内は勝ち点と得失点差
■広島は勝てば2位確定、鹿島も条件次第で…
ACL出場権争いは2位・広島から、数字上では8位・C大阪まで可能性を残す。一方で今節確定の可能性があるのは、広島と3位・鹿島の2チーム。その他のチームは最終節まで望みをつなぐ必要がある。今節確定の可能性がある広島と鹿島の出場権獲得条件をまとめてみた。
2位・広島[vs名古屋(16位)通算対戦成績19勝10分22敗]
◯→2位確定、ACL出場権獲得
△→鹿島が△以下、もしくは札幌が△以下でACL出場権獲得
×→札幌&FC東京が揃って△以下、もしくは鹿島×に札幌かFC東京が△以下の場合、鹿島×、札幌とFC東京が△以下の場合にACL出場権獲得
3位・鹿島[vs仙台(10位)通算対戦成績12勝2分7敗]
◯→札幌が×かつFC東京が△以下でACL出場権獲得
△→最終節に持ち越し
×→最終節に持ち越し
4位・札幌以下は今節の3位以上の確定はない。札幌は引き分け以上で最終節まで望みをつなげることができるが、敗れた場合は、鹿島勝利で3位以内が消滅する。5位・FC東京は勝てば最終節まで持ち越しとなるが、引き分け以下に終わった場合は鹿島の結果次第で1試合を残してACL行きが無くなる。
6位・浦和は敗れるとその時点で3位以内が消滅。引き分けた場合、3位のポイントが53以上となった場合は可能性がなくなる。最終節へ大きな可能性を残すためには勝利が必要となる。7位・清水と8位・C大阪に至ってはシンプル。ともに勝利することが絶対で、かつ鹿島と札幌が引き分け以下に終わることが条件だ。
来季のACLは、川崎Fが本大会のグループステージから出場することが確定しており、2位と3位クラブはプレーオフより出場することとなる。なお、天皇杯優勝チームもグループステージからの出場となるが、仮に天皇杯優勝クラブがJ1の2位、3位クラブと重複した場合は、4位クラブが繰り上げで出場する。その場合はプレーオフからの出場となる。
■J1第33節 試合日程
11/24(土)
14:00 仙台vs鹿島(ユアスタ)
14:00 FC東京vs川崎F(味スタ)
14:00 湘南vs浦和(BMWス)
14:00 清水vs神戸(アイスタ)
14:00 磐田vs札幌(ヤマハ)
14:00 G大阪vs長崎(吹田S)
14:00 C大阪vs柏(ヤンマー)
14:00 広島vs名古屋(Eスタ)
14:00 鳥栖vs横浜FM(ベアスタ)
◆7クラブが争うACL出場権。広島と鹿島が今節確定する可能性…その条件は?(GOAL)