サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で初優勝を狙うJ1鹿島は、3日午後3時から茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでペルセポリス(イラン)とホームアンドアウェー方式の決勝第1戦に臨む。
悲願のアジア王者が懸かる決戦を前に、鹿島の選手たちは充実感あふれる様子で最終調整を済ませた。昌子は「気持ちは自然と高まる。自分たちのサッカーができれば必ず勝てると信じている」と力強く抱負を語った。
中東勢と対戦する機会は少ないが、チームは分析担当をペルセポリスの準決勝に送り込み、しっかりと情報を共有した。大岩監督は「(相手は)チームとして規律、一体感がある。素早いカウンターに警戒したい」と印象を口にした。
昨季はJ1制覇を目前にしながら、最終節で川崎に逆転された。三竿健は「あの悔しさは一生忘れない。同じ過ちを繰り返さないようにしたい」と気を引き締める。今季最多となる3万5千人超の入場者が見込まれる大観衆にも力を借り、何としても先勝したい。
◆鹿島・三竿健「あの悔しさは一生忘れない」決勝前に気を引き締める/ACL(サンスポ)