【アウトレット品】ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 世界のヘイポー還暦記...
◆明治安田生命J1リーグ第5節 磐田1―1鹿島(30日・ヤマハ)
22日のコロンビア戦で代表デビューを果たした鹿島DF安西が同点アシストを決めた。0―1の後半39分、敵陣でパスを受けると、華麗なヒールキックを走り込んだMFレオシルバへ。そのまま中へ進入し、右足を振り抜いたレオシルバの同点弾を演出した。「ゴールに絡めたことはうれしい。いいゴールだった」
代表では2試合に出場。攻撃力を生かす場面もあったが、得たものは危機感だけだった。「もっとレベルが高いところを目指さないと置き去りにされる」。欧州でしのぎを削る海外組との能力差を痛感した。
18年12月のクラブW杯では、アジア制覇に貢献した自信が打ち砕かれた。欧州王者Rマドリードに1―3、南米王者リバープレートに0―4で大敗。「サッカー人生で一番つらかった。同じ人間が11対11でやっているのに、ここまで差があるとは」。帰国後のオフ初日から走り込みや食事改善に取り組み、年明けには八丈島(東京)の坂道を走り抜いた。開幕からフル稼働し、つかんだ代表の舞台。再び危機感に直面し、成長につながる糧を得た。
1―1でのドローに「下位のチームに取りこぼすと今後に響く。もったいなかった」と満足感はない。日本屈指の攻撃的サイドバックは、貪欲に成長を模索し続ける。(岡島 智哉)
◆【鹿島】安西、華麗ヒールでレオシルバ同点弾を演出(報知)