日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年6月25日火曜日

◆「自分も早くあのスピード感に…」20歳MF安部裕葵、主将柴崎のプレーに誓った成長(FOOTBALLZONE)






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初のA代表にやりがい「アンダーを除けば、国を代表して戦うのは初めてなので楽しい」


 森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日(20時・日本時間25日8時/エスタジオ・ミネイロン)にコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第3戦でエクアドルと対戦する。自身初のA代表選出で、20日のウルグアイ戦(2-2)では初先発も飾ったMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)は主将のMF柴崎岳(ヘタフェ)ら海外組の“スピード感”を「自分も早く慣れないといけない」と語った。

 安部は初戦のチリ戦(0-4)で後半21分から左サイドハーフで途中出場し、A代表デビュー。タメを作るプレーでMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)とは違った効果をチームにもたらした。

 そして、ウルグアイ戦ではFIFAランキング8位の強豪相手にトップ下で先発出場。前半10分に中島翔哉との連携からFW岡崎慎司(レスター)のゴール前でのチャンスを演出すると、後半開始直後にはゴールこそならなかったが、ショートカウンターから素早く相手のアタッキングサードに持ち込み、得点の匂いを漂わせた。

 U-18日本代表以降、年代別代表を経験してきている安部も、A代表は今回が初。新たな環境には刺激を受けているという。

「アンダーの代表を除けば、国を代表して戦うのは初めてなので、楽しいですね。初めての相手、味方もほとんどの人が初めてで、新しい環境に入ってやりがいを感じます」


「(柴崎は)頼もしいですよね、味方にいて。普通に何事もなくプレーできているので」

 主将を務める柴崎は、同じ鹿島出身。安部が加入した2017年、柴崎がスペインへ移籍したため、クラブシーンで一緒にプレーすることはなかったが、鹿島の“先輩”にしてA代表の主力を張るその背中から感じるものがあると語る。

「相手はもちろん、味方からも吸収できるものはたくさんあるので楽しい。柴崎選手みたいに海外でやっている選手は特にですけど、あのスピード感に慣れている。頼もしいですよね、味方にいて。普通に何事もなくプレーできているので。自分も早くあのスピード感に慣れないといけないと思います」

 FIFAクラブワールドカップで名門レアル・マドリードとの対戦を経験している目から見ても、世界トップクラスの戦いはプレーのスピードが速いという。現時点では、柴崎ら海外組の感覚には到達していないと認めつつも、安部はさらなる成長を誓っていた。


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