日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年6月25日火曜日

◆「得点の気配はしている」 勝てばGL突破のエクアドル戦、柴崎岳が意識するのは…(ゲキサカ)



柴崎岳 Gaku.Shibasaki


陽炎 真野恵里菜写真集 [ 西田幸樹 ]


 勝った方がグループリーグ突破を決めるというシンプルな条件となったエクアドルとの一戦。白熱した戦いが予想される中、今大会でキャプテンを務めている日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)は、「90分間、オーガナイズして勝てればいい」と穏やかな口調で抱負を述べた。

 エクアドルについては組織力より個の力で勝負しているチームという印象を持っていることを明かした。「地理的にもそうですし、どちらかというと中南米のような感じ。スピードのある選手もいるし、個のスキルが際立って見える。チームとしてはそこまで洗練されているようには見えない」と指摘。

「得点の気配は毎試合しているので、あとはいかに失点をゼロで抑えるか。ゼロに意識を持って行っても得点力が落ちることはないと思うのでなんとか結果として無失点にしたい」と、プランの一端について触れた。

 大会が進むにつれて、練習中に森保一監督とマンツーマンで話すシーンが増えている。とりわけ22日のトレーニングでは、ウルグアイ戦の先発メンバーが軽めのメニューで切り上げると、ミニゲームで汗を流すサブ組を指揮官の横で見つめながら、ときに身振り手振りを交えて20分以上話していた。ウルグアイ戦翌日の21日も10分ほど2人で話している場面があった。

 このことについて聞かれると「意見交換はしている」と言い、「ピッチでやっていて感じることと、監督が感じていることはまた少し違うと思う。擦り合わせはできていると思う」と、チームとして一つになっていく作業がスムーズに進んでいることを強調した。

(取材・文 矢内由美子)


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