日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年10月3日土曜日

◆鹿島上位進出へカギ握るMF三竿の右足…正確な縦パスで「ゴールにつなげることができれば」(スポニチ)






 J1鹿島の日本代表MF三竿健斗(24)が、自慢の右足で上位進出への突破口を切り開く。チームは2日、茨城・鹿嶋市内であす3日のアウェーG大阪戦に向けて最終調整。練習後にオンラインで取材対応した背番号20は「今はワンタッチで(相手の)背後を狙うことができている。そこで、ゴールにつなげることができれば」と狙いを見定めた。

 これまでも、正確な縦パスを武器に中盤で攻撃の起点になってきた三竿。今季はザーゴ監督のもとで、より縦パスへの意識を植え付けられ、効果的に前線への決定機を作れるようになってきたという。「そこ(積極的な前線への供給)は、自分が今までできていなかった部分。意識が足りなかったので、ある程度成長しているなと」と一定の手応えも口にする。

 しかし、現状に満足はしていない。「その次に相手もワンタッチで出してくるというのを分かってきた時、そこからどう逆をつくか。その駆け引きの部分に入ってくる」と、さらなる成長を見据えている。ACL圏内の3位FC東京は鹿島より2試合多く消化し、現在勝ち点8差。「上位に立つことで周りにもプレッシャーを与えられる」。三竿の右足が、上位進出へのカギを握っている。


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